兼松エレクトロニクス(8096)の配当金診断。利益、配当好調で高利回り
勝手に配当金診断!
今回は兼松グループでシステムインテグレータ企業の兼松エレクトロニクス(8096)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
兼松エレクトロニクスの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしての兼松エレクトロニクス株:★★★☆☆
配当利回りは高めで配当推移・利益推移も良好です。やや高めの配当性向を目安にしていますが、現状では大きな問題はなさそうです。株価が高い位置なので下落したタイミングで狙いたいです。
では詳しく見ていきましょう!
兼松エレクトロニクスの株価と財務の情報を確認
まずは株価と財務状況の確認ですね。長期保有が前提とはいえ、現状をしっかり把握していきます。
兼松エレクトロニクスの株価指標
株価:4,570円
PER:14.4倍
PBR:2.04倍
時価総額:1,309億円
注:2022年11月11日のデータ
兼松エレクトロニクスの配当利回りと配当性向を確認
兼松エレクトロニクスの年間配当金は160円予定、株価は4,570円なので予想年間配当利回りは約3.5%です。
予想配当性向は約50%です。年間配当利回りは高めですが、予想配当性向も高めですね。
兼松の財務データ
自己資本比率:71.8%
ROE:13.7%
ROA:9.8%
特に割安感・割高感はないですね。自己資本比率は高く、指標や財務に問題はなさそうですね。
兼松エレクトロニクス(8096)とは
兼松エレクトロニクス株式会社は、IT、システムコンサルティング・ソフトウェア販売などを行っている兼松グループのシステムインテグレータです。
兼松エレクトロニクスの配当金について確認
兼松エレクトロニクスの過去10年分の配当金推移を確認
過去10年分の兼松エレクトロニクスの配当金がどうなっているのか確認していきます。

配当金はいい感じに増えていますね。長期の配当狙いではこのように配当が増えている銘柄を狙いたいですね。2023年3月期も増配予定ですね。
兼松エレクトロニクスの配当方針について
兼松エレクトロニクスの配当方針は「安定的かつ継続的な配当」、「配当性向50%以上」としています。
やや高めの配当性向方針ですね。しっかり利益があるうちは高めの配当性向でも問題はないですが、注意はしておきたいですね。
兼松エレクトロニクスの配当権利日と支払い時期はいつ?
兼松エレクトロニクスは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算ですね
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
兼松エレクトロニクスの利益と株価チャートの動きを確認
経常利益と当期純利益の推移グラフ
兼松エレクトロニクス、過去10年の経常利益と当期純利益をグラフにしてみました。

利益推移も良い感じですね。右肩上がりに利益が伸びているので配当も増えているという感じですね。2023年3月期も増益予想なので、増配予定という感じですね。
株価チャートの動きを確認
兼松エレクトロニクス10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 兼松エレクトロニクス株価チャートより
株価4,600円辺りは高い位置ですね。利益が増えていて、配当も増えているので、昔と比較して株価が上昇しているのは当然と言えそうですね。利回り的には十分ですが、ここ数年で見ると3,000円くらいが安そうな場所なので、それも考えつつですかね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします