近鉄エクスプレス(9375)の配当金診断。大きく増配で高利回り

勝手に配当金診断!

今回は航空貨物混載大手の近鉄エクスプレス(9375)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

近鉄エクスプレスの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての近鉄エクスプレス株:★★★☆☆

年間配当利回りは高く、配当性向・配当推移も問題ないです。大きく増配予定なので、今後の配当をしっかり確認して慎重に行きたいです。

では詳しく見ていきましょう!

近鉄エクスプレス(9375)とは

近鉄エクスプレスは日本の大手国際総合物流企業です。近畿日本鉄道の国際貨物部門として業務を開始し、近鉄航空貨物株式会社として独立、単独混載の免許を取得しグループ混載から離脱しました。

参照:近鉄エクスプレス|Wikipedia

近鉄エクスプレスの株価と財務の情報を確認

まずは近鉄エクスプレスの株価指標と財務状況を確認していきます。

近鉄エクスプレスの株価指標の確認

株価:3,075円

PER:5.7倍

PBR:1.26倍

時価総額:2,214億円

注:2022年4月19日のデータ

近鉄エクスプレスの財務状況の確認

自己資本比率:35.3%

ROE:12.3%

ROA:4.3%

指標は割安ですね。自己資本比率は少し気になる感じですね。

近鉄エクスプレスの配当金について確認

近鉄エクスプレスの過去10年間の配当金推移を確認

近鉄エクスプレスの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当金の推移は良いですね、2022年3月期は大きく増配予定ですね。かなり大きく増配予定なので、今後どうなるかを確認していきたいですね。

近鉄エクスプレスの配当利回りと配当性向を確認

近鉄エクスプレスの年間配当金は120円予定、株価は3,075円なので予想年間配当利回りは約3.9%です。

予想配当性向は約22%です。配当利回りは高く、予想配当性向も問題無いですね。

近鉄エクスプレスの配当方針について

近鉄エクスプレスの配当方針は「安定的かつ継続的に株主還元を行う」としています。

これまでの配当推移を見ても安定に気を付けている感じがしますね。とはいえ、2022年3月期はかなり増える予定なので、これからどうなるかちょっと見えにくさもありますね。

参照:配当金の推移|近鉄エクスプレス

近鉄エクスプレスの配当権利日と支払い時期はいつ?

近鉄エクスプレスは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

近鉄エクスプレスの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分の近鉄エクスプレスの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2022年3月期は大きく伸びる予定ですね。2021年3月期も良いですが、それまでの利益推移が良いとは言いにくいですね。2023年3月期の利益がどうなるか、しっかり確認したいですね。

株価チャートの動きを確認

近鉄エクスプレスの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 近鉄エクスプレス株価チャートより

株価3,000円以上は過去と比較すると高い位置ですね。利回り的には狙えますが、過去の株価を見ると出来れば2,000円くらいから狙いたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします