王子ホールディングス(3861)の配当金診断。高めの利回りで安定推移

勝手に配当金診断!

今回は製紙国内トップの王子ホールディングス(3861)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

王子ホールディングスの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての王子ホールディングス株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めで、これまでの配当は安定して推移しているので、株価が下落したところで狙いたいです。

では詳しく見ていきましょう!

王子ホールディングスの株価と財務の情報を確認

まずは王子ホールディングスの株価指標と財務状況を確認していきます。

王子ホールディングスの株価指標の確認

株価:634.8円

PER:8.3倍

PBR:0.59倍

時価総額:6,439億円

注:2024年6月28日のデータ

王子ホールディングスの配当利回りと配当性向を確認

王子ホールディングスの年間配当金は24円予定、株価は634.8円なので年間配当利回りは約3.8%です。

予想配当性向は約31%です。配当利回りは高め、予想配当性向は問題なさそうです。

王子ホールディングスの財務状況の確認

自己資本比率:43.7%

ROE:4.8%

ROA:2.1%

割安ですね、自己資本比率は問題なさそうですね。

王子ホールディングス(3861)とは

王子ホールディングスは王子製紙などの企業を傘下に持つ、王子グループの持株会社です。売上高ベースで製紙業界最大手で三井グループと第一勧銀グループに属しています。

参照:王子ホールディングス|Wikipedia

王子ホールディングスの配当金について確認

王子ホールディングスの過去10年間の配当金推移を確認

王子ホールディングスの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当金の推移は悪くないですね。減配していないのは良いですが、配当据え置きが続くことも結構ありますね。2025年3月期は増配予定ですね。

王子ホールディングスの配当方針について

王子ホールディングスの配当方針は「株主の皆様へ可能な限り安定配当を継続することを基本方針」としています。

安定配当方針で、これまでの配当推移を考えても今のところ減配する可能性は低そうですね。

参照:配当について|王子ホールディングス

王子ホールディングスの配当権利日と支払い時期はいつ?

王子ホールディングスは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

王子ホールディングスの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分の王子ホールディングスの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益は結構ばらつきがありますね。2025年3月期は悪くない予想ですね。配当性向を考えても利益が維持できれば、配当も維持する期待が持てますね。

株価チャートの動きを確認

王子ホールディングスの10年間の株価チャートの動きです。

株価630円あたりは安くはないですが、高くもないですね。500円以下で保有できると更にお得な感じになりそうですね。安定配当方針で、配当推移も悪くはないので、ある程度株価が下がったところで狙いたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人の感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします。