SANKYO(三共)(6417)の配当金診断。大きく増配当で高利回り

勝手に配当金診断!

今回はパチンコメーカーのSANKYO(三共)(6417)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

SANKYOの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのSANKYO株:★★★☆☆

年間配当利回りは大きく増配当で高いです。配当性向も問題ないですが、株価が過去と比較すると高い位置なので慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきましょう!

SANKYOの株価と財務の情報を確認

まずはSANKYOの株価指標と財務状況を確認していきます。

SANKYOの株価指標の確認

株価:1,683.5円

PER:7.1倍

PBR:1.41倍

時価総額:4,377億円

注:2024年3月7日のデータ

SANKYOの配当利回りと配当性向を確認

SANKYOの年間配当金は80円予定、株価は1,683.5円なので予想年間配当利回りは約4.8%です。

予想配当性向は約34%です。配当利回りは高く、予想配当性向は問題無いですね。

SANKYOの財務状況の確認

自己資本比率:83.3%

ROE:17.6%

ROA:14.7%

自己資本比率はかなり高いですね。

SANKYO(6417)とは

SANKYOはパチンコメーカーです。パチンコ機業界では最大手の規模です。

参照:三共|Wikipedia

SANKYOの配当金について確認

SANKYOの過去10年間の配当金推移を確認

SANKYOの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

かなり長い期間、年間配当金150円でしたが2022年3月期は減配。しかし、2023年3月期に回復して2024年3月期は大きく増配予定ですね。

SANKYOの配当方針について

SANKYOの配当方針は「連結配当性向40%を目安とした業績連動型配当を行うことを基本方針。ただし、1株当たりの年間配当金については下限を20円設定」としています。

配当性向が高い期間が続いたことで、2022年3月期に初めての減配をしていますね。

参照:株主還元・配当について|SANKYO

SANKYOの配当権利日と支払い時期はいつ?

SANKYOは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

SANKYOの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のSANKYOの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益はばらつきがありますね。苦戦している印象を受けましたが、2023年3月期はかなり良くなり、2024年3月期も良い予想ですね。この利益が続けば高配当も続きそうですね。

株価チャートの動きを確認

SANKYOの10年間の株価チャートの動きです。

株価1,700円あたりは過去と比較するとかなり高い位置ですね。配当利回りは良いですが、今後どうなるかを考えると慎重に判断したいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします