SANKYO(三共)(6417)の配当金診断。利益大きく上昇予想で・配当戻る予定
勝手に配当金診断!
今回はパチンコメーカーのSANKYO(三共)(6417)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
SANKYOの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのSANKYO株:★★☆☆☆
年間配当利回りは合格ライン、利益が大きく伸びる予想で配当も回復予定としています。しかし、株価は過去と比較すると高い位置で配当利回りに特別なお得感はないので慎重に判断していきたいです。
では詳しく見ていきましょう!
SANKYOの株価と財務の情報を確認
まずはSANKYOの株価指標と財務状況を確認していきます。
SANKYOの株価指標の確認
株価:5,440円
PER:7倍
PBR:1.06倍
時価総額:3,609億円
注:2023年3月23日のデータ
SANKYOの配当利回りと配当性向を確認
SANKYOの年間配当金は150円予定、株価は5,440円なので予想年間配当利回りは約2.8%です。
予想配当性向は約19%です。配当利回りは合格ライン、予想配当性向は低くて問題無いですね。
SANKYOの財務状況の確認
自己資本比率:83.2%
ROE:6.2%
ROA:5.1%
自己資本比率はかなり高いですね。
SANKYO(6417)とは
SANKYOはパチンコメーカーです。パチンコ機業界では最大手の規模です。
参照:三共|Wikipedia
SANKYOの配当金について確認
SANKYOの過去10年間の配当金推移を確認
SANKYOの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

かなり長い期間、年間配当金150円でしたが2022年3月期は減配していますね。直近で減配しているのは配当狙いとしては保有しにくいですね。
SANKYOの配当方針について
SANKYOの配当方針は「業績、財政状態、配当性向などを総合的に勘案した上で、安定的かつ継続的な配当を行うことを基本方針」としています。
これまでは安定配当に気を付けていましたが、配当性向が高い期間が続いたことで、2022年3月期に初めての減配していますね。
SANKYOの配当権利日と支払い時期はいつ?
SANKYOは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
SANKYOの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移
過去10年分のSANKYOの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益はかなりばらつきがありますね。結構苦戦している印象を受けましたが、2023年3月期はかなり良くなる予想ですね。
株価チャートの動きを確認
SANKYOの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 SANKYO株価チャートより
株価5,000円以上は過去と比較すると高い位置ですね。配当利回りは悪くはないですが、特別お得とも言えないので、現状ではちょっと狙いにくい感じですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします