みずほフィナンシャルグループ(8411)の配当金診断。安定配当推移だが株価は高い位置

勝手に配当金診断!

今回はみずほフィナンシャルグループ(8411)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

みずほフィナンシャルグループの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのみずほフィナンシャルグループ株:★★★☆☆

年間配当利回りは高め、予想配当性向も適正水準です。株価は過去と比較すると高い位置で、株式統合をしたことで以前ほどの買いやすさはないので慎重に狙いたいです。

では詳しく見ていきましょう!

みずほフィナンシャルグループの株価と財務の情報を確認

まずは株価と財務状況の確認です!現状をしっかり把握していきます。

みずほフィナンシャルグループの株価指標

株価:3,835円

PER:11.9倍

PBR:0.91倍

時価総額:9兆7,380億円

注:2024年11月22日のデータ

みずほフィナンシャルグループの配当利回りと配当性向を確認

みずほフィナンシャルグループの年間配当金は130円予定、株価は3,835円なので予想年間配当利回りは約3.4%です。

予想配当性向は約40%です。配当利回りは高く、配当性向も大きくは問題ないですね。

みずほフィナンシャルグループの財務データ

自己資本比率:3.9%

ROE:6.4%

ROA:0.2%

金融業という感じの株価指標と財務ですね。他の金融業企業と似たような指標ですね。

みずほフィナンシャルグループとは

みずほフィナンシャルグループは「みずほ銀行」、「みずほ信託銀行」、「みずほ証券」の金融関係の企業からなるグループです。グループ内に銀行、信託、証券、アセットマネジメントおよびシンクタンクを擁する「グローバル金融グループ」です。

参照:みずほフィナンシャルグループ|Wikipedia

みずほフィナンシャルグループの配当金について確認

みずほフィナンシャルグループの過去10年分の配当金推移を確認

過去10年分のみずほフィナンシャルグループの配当金推移を確認していきます。

配当は据え置きで推移していましたが、2022年3月期から増配しており、2025年3月期も増配予定ですね。やや慎重な印象でしたが、長期の配当狙いとして悪くはなさそうですね。

みずほフィナンシャルグループの配当方針について

みずほフィナンシャルグループの配当方針は「累進的な配当を基本」、「配当性向40%を目安」としています。

方針を考えると配当が減る可能性は低そうですね。

参照:みずほFG:株主還元方針・配当情報

みずほフィナンシャルグループの配当権利日と支払い時期はいつ?

みずほフィナンシャルグループは年2回(中間・期末)の配当を実施してます。3月末が決算ですね。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

みずほフィナンシャルグループの利益と株価チャートの動きを確認

経常利益と当期純利益の推移グラフ

みずほフィナンシャルグループ過去10年の経常利益と当期純利益をグラフにしてみました。

利益はちょっと苦戦している感じでしたが、2022年3月期から回復しており、2024年3月期は大きく増益、2025年3月期も大きく増益予定ですね。

株価チャートの動きを確認

下記はみずほフィナンシャルグループの10年間の株価チャートの動きです。

株価3,800円あたりは過去と比較するとかなり高い位置ですね。株式統合前は100円台で買い増しがしやすかったのを考えると、今の株価だと慎重にいきたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします