【配当利回り5%以上】ダイセル(4202)の配当金は高い利回りで安定も期待できるが気になる利益

セルロースが主力の化学大手のダイセル(4202)。高い利回りで安定配当に期待できますが、利益が気になります。配当金の推移と配当方針を確認して、今後の配当について考えてみました。

ダイセルの配当金推移と配当性向

配当利回りと配当性向

ダイセルの年間配当金は70円予定、株価は1,315.5円なので予想年間配当利回りは約5.3%です(※2026年6月24日のデータ)。

予想配当性向は約56%です。高い配当利回り、予想配当性向はやや高めですね。

過去10年間の配当金推移

過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。

2020年3月期は100周年記念配当が2円なので、それを考えると据え置き気味に推移していましたが、2024年3月期、2025年3月期は増配で良さそうな感じですね。2027年3月期も増配予定ですね。

配当方針はどうなっている?

配当方針は「DOE(株主資本配当率)5%以上を目標、株主還元性向60%以上を目標」としています。

DOEも目標としているので安定に期待できますね。

参照:株主還元・配当|ダイセル

株価と財務の情報

株価と財務状況の確認をしていきます。

株価指標は業種的にも割安

株価:1,315.5円

PER:10.5倍

PBR:0.94倍

時価総額:3,370億円

注:2026年6月24日のデータ

財務状況

自己資本比率:42.6%

ROE:2.9%

ROA:1.2%

財務状況は問題なさそうですね。

ダイセル(4202)とは

ダイセルは日本の大手化学品メーカーです。タバコ用フィルターは日本で唯一の製造メーカーであり、世界シェアも第2位です。

参照:ダイセル|Wikipedia

ダイセルの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

ダイセル過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

2020年3月期に大きく利益が減っていますね。2021年3月期以降は回復して、2024年3月期の利益は良かったですが、2026年3月期の純利益が大きく減っているので、しっかり確認したいですね。

株価チャートの動き

10年間の株価チャートの動きです。

株価1,300円あたりは過去の株価と比較すると安くはないですが、高くもない位置ですね。高い利回りで、今後も配当が維持できれば長期の配当狙いとしておいしくなる可能性もありますが、株価が下落する可能性も視野に入れて慎重に判断したいですね。

ダイセルの配当権利日と支払い時期はいつ?

ダイセルは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算ですね。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

ダイセルの配当金狙い総合判定結果

高い配当利回り、DOE目安で安定に期待できますが利益の推移が気になるので慎重に判断したいです。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします