DTS(9682)の配当金診断。記念配当落ちも高めの利回り

勝手に配当金診断!

今回は情報サービス業大手のDTS(9682)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

DTSの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのDTS株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めですが、配当性向も高めです。安定的な配当推移ですが、今後の事を考えると慎重に判断していきたいです。

では、詳しく見ていきましょう!

DTSの株価と財務の情報を確認

まずDTSの株価と財務状況の確認ですね

DTSの株価指標

株価:3,185円

PER:17.1倍

PBR:2.32倍

時価総額:1,516億円

注:2023年8月24日のデータ

DTSの配当利回りと配当性向を確認

DTSの年間配当金は95円予定、株価は3,185円なので予想年間配当利回りは約3%です。

予想配当性向は約51%です。配当利回りは高めですが、予想配当性向も高めですね。

DTSの財務状況を見てみる

自己資本比率:76.6%

ROE:13.4%

ROA:10.3%

PBRは結構割高ですね、自己資本比率は問題なさそうです。

DTS(9682)とは

DTSは独立系のシステムインテグレーターです。金融・通信向けに強みを持っています。

参照:DTS|Wikipedia

DTSの配当金について確認

DTS過去10年間の配当金推移を確認

DTS過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。

配当金は毎年増配していてよい推移ですね。2023年3月期は大きく増配していますが、50周年記念配当の50円を含んでいます。2024年3月期は記念配当分を考えると増配予定ですね。

DTSの配当方針はどうなっている?

DTSの配当方針は「業績動向や財務状況などを総合的に勘案したうえで、安定した配当の継続や、自己株式取得など機動的な資本政策」としています。

DTSの配当権利日と支払い時期はいつ?

DTSは年2回(中間・期末)の配当を実施してます。3月末が決算ですね。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

DTSの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

DTS過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

利益は好調に推移していますね。ここ数年はやや落ち着いている感じですが、良い感じですね。

DTSの株価チャートの動きを確認

DTS10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 DTS株価チャートより

株価3,200円あたりは高い位置ですね。利回り的には狙えそうですが、出来れば2,500円あたりから狙いたい感がありますね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします