セガサミー(6460)の配当金診断。株価下落も利回り物足りないか

勝手に配当金診断!

今回はゲーム・アミューズメント機器のセガとサミーが統合したセガサミーホールディングス(6460)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

セガサミーの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのセガサミー株:★★☆☆☆

年間配当利回りは物足りないです。利益・配当が回復し、株価も下落しているのでしっかり確認して狙いたいです。

では詳しく見ていきましょう!

セガサミーの株価と財務の情報を確認

まずはセガサミーの株価指標と財務状況を確認していきます。

セガサミーの株価指標の確認、割安感はあまりない

株価:1,971.5円

PER:12.3倍

PBR:1.21倍

時価総額:4,756億円

注:2023年12月15日のデータ

セガサミーの配当利回りと配当性向を確認

セガサミーの年間配当金は47円予定、株価は1,971.5円なので年間配当利回りは約2.4%です。

予想配当性向は約29%です。配当利回りは物足りないですね。予想配当性向は問題なさそうです。

セガサミーの財務状況の確認

自己資本比率:56.3%

ROE:12.9%

ROA:7.3%

割高ではないですが、割安でもないですね。自己資本比率は問題ないです。

セガサミー(6460)とは

セガサミーホールディングスは大手パチスロ・パチンコ・ゲームメーカーのサミーとゲームメーカーのセガグループを買収して経営統合で設立されました。

参照:セガサミーホールディングス|Wikipedia

セガサミーの配当金について確認

セガサミーの過去10年間の配当金推移を確認

セガサミーの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

年間の配当金は40円で安定していましたが、2021年3月期は新型コロナウイルスの影響もあり減配していますが、そのあとすぐ復活。2024年3月期は減配予定ですね。

セガサミーの配当方針について

セガサミーの配当方針は「DOE3%以上、または総還元性向 50%以上のいずれか高い方を採用」としています。

方針を見ると、ある程度の安定を考えながら業績に連動すると言う印象を受けますね。

参照:配当実績及び株主優待制度|セガサミーホールディングス

セガサミーの配当権利日と支払い時期はいつ?

セガサミーは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

セガサミーの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のセガサミーの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益はバラつきがありますね。2015年3月期は赤字で結構苦戦するときもありましたが、2022年3月期は大きく回復、2023年3月期も好調で2024年3月期も良さそうな予想ですね。

株価チャートの動きを確認

セガサミーの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 セガサミー株価チャートより

株価2,000円あたりは直近1年くらいを除くと高めの位置ですね。下落していますが、過去の株価や配当利回りを考えると1,500円以下で保有したいですね。とはいえ、減配してしまうと狙いがはずれるので慎重に判断していきたいですね。

セガサミーの株主優待は廃止

セガサミーは株主優待を実施していました。UFOキャッチャー・セガキャッチャーオンラインで利用できる券や施設で利用できる券でしたが、新型コロナウイルスの影響もあり廃止していますね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします