ホンダ(本田技研工業)(7267)の配当金診断。DOE目安で安定期待・高い利回り
勝手に配当金診断!
今回は二輪で世界首位のホンダ(本田技研工業)(7267)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
ホンダの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのホンダ株:★★★☆☆
年間配当利回りは高く、DOE目安なので安定に期待が出来ます。狙えそうな感じがしますが、予想配当性向が高いので利益の状況を見ながら慎重に判断したいです。
では詳しく見ていきます!
ホンダの株価と財務の情報を確認
まずはホンダの株価指標と財務状況を確認していきます。
ホンダの株価指標を確認
株価:1,418.5円
PER:24倍
PBR:0.49倍
時価総額:7兆4,897億円
注:2025年5月23日のデータ
ホンダの配当利回りと配当性向を確認
ホンダの年間配当金は70円予定、株価は1,418.5円なので予想年間配当利回りは約4.9%ですね。
予想配当性向は約118%です。配当利回りは高いですが、配当性向も高いですね。
ホンダの財務データを確認
自己資本比率:40.1%
ROE:6.8%
ROA:2.7%
PBRは割安感がありますね、財務状況は特に問題無さそうですね。
ホンダ(7267)とは
ホンダはオートバイの販売・売り上げが世界1位で自動車の販売も行っています。創業者の本田宗一郎氏は有名ですね。
ホンダの配当金について確認
ホンダの過去10年分の配当金推移を確認
下記はホンダの10年分の配当金の推移グラフです。
2021年3月期は大きく減配予定でしたが、少しの減配で耐えています。安定配当に気を付けている感じがしますね。2024年3月期に大きく増配していますね。
ホンダの配当方針について
ホンダの配当方針は「DOE3%を目安」としています。
DOE目安で安定に期待できますが、高い予想配当性向なのは気になりますね。
参照:Honda|株主還元
ホンダの配当権利日と支払い時期はいつ?
ホンダは年2回(中間・期末)の配当を実施してます。3月末が決算です。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
ホンダの利益推移と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移グラフ
過去10年分のホンダの営業利益と純利益の推移をグラフにしてみました。
利益はばらつきがありますね。2021年3月期はコロナの影響で大きく利益が減ると思われていましたが、そうでもないですね。2026年3月期は大きく利益が減る予想なのでしっかり確認したいですね。
ホンダの株価チャートの動きを確認
下記はホンダ10年間の株価の動きです。
株価1,400円あたりは過去の株価と比較すると、まだ高めの位置ですね。利回り的には十分買えそうですが、過去の株価を見ると1,200円以下で狙いたい感じがありますね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします