JR九州(9142)の配当金診断。高い配当利回りだが今後は厳しくなるかも

勝手に配当金診断!

今回は九州全域の鉄道会社、JR九州(9142)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

JR九州(九州旅客鉄道)の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのJR九州株:★★☆☆☆

年間配当利回りは高いですが、予想配当性向も高いです。利益も厳しい推移で今後の配当がどうなるのか不安もあります。

では詳しく見ていきましょう!

JR九州(9142)とは

九州旅客鉄道(通称:JR九州)は九州地方を中心として旅客鉄道等を運営する日本の鉄道事業者です。旅行業や小売業、不動産業なども行っており、非鉄道部門の売上が半分を越えています。

参照:九州旅客鉄道|Wikipedia

JR九州の株価と財務の情報を確認

まずはJR九州の株価指標と財務状況を確認していきます。

JR九州の株価指標の確認

株価:2,470円

PER:30.1倍

PBR:0.99倍

時価総額:3,885億円

注:2021年7月21日のデータ

JR九州の財務状況の確認

自己資本比率:43.8%

ROE:—

ROA:—

PERは割高、PBRはやや割安ですね。自己資本比率は気持ち低めですが、大きな問題はないですね。

JR九州の配当金について確認

JR九州の過去10年間の配当金推移を確認

JR九州の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当は安定していますね。2017年3月期は期中に上場したので期末配当のみです。減っていないのはもちろん良いですが、まだまだ期間が短いのでここからの動きが重要ですね。

JR九州の配当利回りと配当性向を確認

JR九州の年間配当金は93円予定、株価は2,470円なので予想年間配当利回りは約3.8%です。

予想配当性向は約113%です。配当利回りは高いですが、予想配当性向もかなり高いですね。

JR九州の配当方針について

JR九州の配当方針は「2021年度までの間は、1株当たり配当金93.0円を下限として、連結配当性向35%を目安に配当」としています。

方針に基づいて下限の93円予定ですね。とはいえ、2021年3月期が赤字、2022年3月期の予想配当性向が高い事を考えると、今後の配当が心配ですね。

参照:株主還元|JR九州

JR九州の配当権利日と支払い時期はいつ?

JR九州は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

JR九州の利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のJR九州の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

新型コロナウイルスの影響が大きく、2020年3月期の利益が減少、2021年3月期は赤字ですね。2022年3月期も結構厳しい予想です。今後も配当を維持するには利益回復が必須な気がしますね。

株価チャートの動きを確認

JR九州の10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 JR九州株価チャートより

株価はかなり下落したところから少し上昇していますが、まだまだ安い位置ですね。配当利回りを考えても買えそうですが、利益がかなり厳しい感じで、今後の配当がどうなるのか見えない部分もあるので、かなり慎重に行きたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします