東京センチュリー(8439)の配当金診断。安定推移で高めの利回り
勝手に配当金診断!
今回は伊藤忠系リース大手の東京センチュリー(8439)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
東京センチュリーの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしての東京センチュリー株:★★★☆☆
年間配当利回りは高め、これまでの配当推移は安定しています。狙えそうな感じもありますが、気になる点もあるので慎重に判断したいですね。
では詳しく見ていきましょう!
東京センチュリーの株価と財務の情報を確認
まずは株価と財務状況の確認です!現状をしっかり把握していきます。
東京センチュリーの株価は割安
株価:1,944.5円
PER:9.5倍
PBR:0.93倍
時価総額:9,569億円
注:2025年11月11日のデータ
東京センチュリーの配当利回りと配当性向を確認
東京センチュリーの年間配当金は72円予定、株価は1,944.5円なので年間配当利回りは約3.7%です。
予想配当性向は約35%です。配当利回りは高め、予想配当性向は問題ないですね。
東京センチュリーの財務データ
自己資本比率:15%
ROE:8.3%
ROA:1.2%
PBR、PERともに割安な感じですね。
東京センチュリー(8439)とは
東京センチュリーは日本の大手総合リース会社です。伊藤忠商事の持ち分法適用会社で旧第一勧銀グループの一員です。
東京センチュリーの配当金について確認
東京センチュリーの過去10年分の配当金推移を確認
過去10年分の東京センチュリーの配当金推移を確認していきます。
配当は増配している時が多いですね。新型コロナウイルスの影響で配当を減らす企業もある中、増配が続いているのは良いですね。2026年3月期も増配予定ですね。
東京センチュリーの配当方針について
東京センチュリーの配当方針は「長期的かつ安定的に利益還元」、「配当性向は当面35%程度とする」としています。
これまでの配当推移は安定していますね。
東京センチュリーの配当権利日と支払い時期はいつ?
東京センチュリーは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算ですね
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
東京センチュリーの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移グラフ
東京センチュリー過去10年の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。
2023年3月はロシア航空関係の特別損失計上で純利益が大きく減っていますね。2024年3月期は大きく増えて、2026年3月期も増える予想ですが、慎重に見たいですね。
株価チャートの動きを確認
下記は東京センチュリーの10年間の株価チャートの動きです。
株価1,900円あたりは過去の株価と比較すると高い位置ですね。利回りはまだ狙えそうですが、利益の状況なども見ながら株価が下落したタイミングで狙いたいですね。
東京センチュリーの株主優待制度について
東京センチュリーは株主優待で「QUOカード」を実施していましたが、廃止しています。今後は配当に集約なので配当に期待したいですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします