ダイワボウホールディングス(3107)の配当金診断。株価上昇で利回り低めに
勝手に配当金診断!
今回はダイワボウホールディングス(3107)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
ダイワボウの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのダイワボウホールディングス株:★★☆☆☆
年間配当利回りは低めです。安定配当を意識している様に感じますが、株価が高い位置なので配当狙いとしては、株価がある程度下落するまで待ちたい感じがあります。
では、詳しく見ていきましょう!
ダイワボウの株価指標と財務状況を確認
まずはダイワボウの株価指標と財務状況の確認です。
ダイワボウの株価指標
株価:3,016円
PER:39.7倍
PBR:1.87倍
時価総額:2,906億円
注:2023年12月21日のデータ
ダイワボウの配当利回りと配当性向を確認
ダイワボウの年間配当金は64円予定、株価3,016円なので予想年間配当利回りは約2.1%です。
予想配当性向は約84%です。配当利回りは低く、予想配当性向が高いですね。
ダイワボウの財務状況を確認
自己資本比率:37.5%
ROE:12.6%
ROA:4.7%
自己資本比率が低めなのは少し気になる点ですね。
ダイワボウホールディングス(3107)とは
ダイワボウホールディングスはOA機器販売を行う商社や繊維メーカーを統括する持株会社です。業種を繊維製品から卸売業へ変更し、子会社のダイワボウ情報システム株式会社が現在の主力です。
ダイワボウの配当金について確認
ダイワボウの過去10年分の配当金推移を確認
過去10年分のダイワボウの配当金の推移を確認していきます。
配当金は2021年3月期に大きく増配していますね。2019年3月期の配当は普通配当が32円、特別配当が8円なので、実質的には減配していないと見えますね。2024年3月期は微増予定ですね。
ダイワボウの配当方針について
ダイワボウの配当方針は「業績に応じて内部留保資金の確保を図りながら、継続的かつ安定的な利益還元を行う」、中期経営計画(~2024年3月期)では「1株当たり60円の安定配当を基本」としています。
中期経営計画で年間60円を基本としたのは安定配当に期待が持てますね。
ダイワボウの配当権利日と支払い時期はいつ?
ダイワボウは年2回、中間配当、期末配当を実施しています。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
ダイワボウの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移グラフ
ダイワボウの過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。
利益は大きく増えていましたが、2022年3月期は下落していますね。2024年3月期も最終利益は大きく減る予想なので、しっかり確認していきたいですね。
株価チャートの動きを確認
ダイワボウの10年間の株価チャートの動きを見ていきます。
参照:SBI証券 ダイワボウ株価チャートより
株価3,000円あたりは過去と比較すると高い位置で、買いにくさがありますね。利回り的にも難しく、下落したタイミングで狙いたい感じがありますね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします