トヨタ紡織(3116)の配当金診断。安定期待で高い配当利回り

勝手に配当金診断!

今回は自動車内装品と自動車用フィルターが主力の自動車部品メーカー、トヨタ紡織(3116)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

トヨタ紡織の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのトヨタ紡織株:★★★☆☆

年間配当利回りは高く、配当性向も問題ないです。配当はDOEを目安にしたことで安定に期待が持てますが、慎重に狙っていきたいです。

では詳しく見ていきましょう!

トヨタ紡織の株価と財務の情報を確認

まずはトヨタ紡織の株価指標と財務状況を確認していきます。

トヨタ紡織の株価指標の確認

株価:1,950円

PER:7.0倍

PBR:0.78倍

時価総額:3,659億円

注:2025年6月9日のデータ

トヨタ紡織の配当利回りと配当性向を確認

トヨタ紡織の年間配当金は86円、株価は1,950円なので予想年間配当利回りは約4.4%です。

予想配当性向は約31%です。高い配当利回りで、予想配当性向は問題ないですね。

トヨタ紡織の財務状況の確認

自己資本比率:40.9%

ROE:3.7%

ROA:1.5%

自己資本比率は問題ないですね。

トヨタ紡織(3116)とは

トヨタ紡織株式会社は、自動車内装品と自動車用フィルターが主力の自動車部品メーカーです。豊田紡織がルーツです。

参照:トヨタ紡織|Wikipedia

トヨタ紡織の配当金について確認

トヨタ紡織の過去10年間の配当金推移を確認

トヨタ紡織の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当はばらつきがある印象ですね。ここ数年は据え置きで推移しており悪くはないですが、ちょっと注意したいですね。

トヨタ紡織の配当方針について

トヨタ紡織の配当方針は「連結業績及び配当性向に加え、長期安定的な配当の継続の方針」、「DOEを3%以上」としています。

DOEを目安にしているので安定配当に期待が持てますね。

参照:株主還元|トヨタ紡織

トヨタ紡織の配当権利日と支払い時期はいつ?

トヨタ紡織は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

トヨタ紡織の利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のトヨタ紡織の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2023年3月期の利益は減りましたが、配当は増えていますね。2024年3月期は好調ですが、2025年3月期は大きく減少しているので、今後どうなるかをしっかり見ていきたいですね。

株価チャートの動きを確認

トヨタ紡織の10年間の株価チャートの動きです。

株価2,000円あたりは、高くはないですが、安くもない位置ですね。配当利回りは十分ですが、慎重に判断していきたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします