トヨタ自動車(7203)の配当金診断。配当利回り的にそろそろ狙い目の株価?
勝手に配当金診断!
今回は世界でもトップクラスの自動車メーカーのトヨタ自動車(7203)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
トヨタ自動車の配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのトヨタ自動車株:★★★★☆
配当利回りは合格ラインです。利益推移や配当性向も問題なし、日本を代表する優秀な企業で、そろそろ狙えそうな株価ですが慎重に狙いたいです。
では詳しく見ていきます!
トヨタ自動車の株価と財務の情報を確認
まずはトヨタ自動車の株価指標と財務状況を確認していきます。
トヨタ自動車の株価指標を確認
株価:1,818円
PER:10.5倍
PBR:0.88倍
時価総額:29兆6,606億円
注:2022年12月23日のデータ
トヨタ自動車の配当利回りと配当性向を確認
トヨタ自動車の年間配当金は52円、株価は1,818円なので年間配当利回りは約2.8%です(配当金は2022年3月期参考)。
配当性向は約30%です。配当利回りは合格ラインですね、配当性向は問題ない感じですね。
トヨタ自動車の財務データを確認
自己資本比率:37.6%
ROE:10.2%
ROA:3.8%
時価総額はかなり大きく、世界に誇る日本の代表企業の一つですね。
トヨタ自動車(7203)とは
説明するまでも無いですが、日本が誇る大手自動車メーカーですね。トヨタブランド単体での売上台数は世界1位です。
トヨタ自動車の配当金について確認
トヨタ自動車の過去10年分の配当金推移を確認
下記はトヨタ自動車の10年分の配当金の推移グラフです。

配当はやや据え置き傾向でしたが、ここ数年は増配していますね。リーマンショック後は大きく減配してかなり厳しい時もありました。2023年3月期の配当は未定ですね。
トヨタ自動車の配当方針について
トヨタ自動車の配当方針は「連結配当性向30%を目安に安定的・継続的に配当を行うよう努めていきます」としています。
配当方針を考えると、今後も据え置きか多少の増配に期待が持てそうですね。
トヨタ自動車の配当権利日と支払い時期はいつ?
トヨタ自動車は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
トヨタ自動車の利益推移と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移グラフ
過去10年分のトヨタ自動車の営業利益と純利益の推移をグラフにしてみました。

2021年3月期は新型コロナウイルスの影響でかなり減る予想でしたが、思ったより悪くなっていないですね。他の自動車メーカーは赤字で苦戦していると考えると好調ですね。2023年3月期はやや落ちる予定ですが、2022年3月期が良かったとも言えそうですね。
トヨタ自動車の株価チャートの動きを確認
下記はトヨタ自動車10年間の株価の動きです。

参照:SBI証券 トヨタ自動車株価チャートより
株価1,800円あたりは安くはないですが、高くもないですね。利回りを考えると、そろそろ狙えそうな位置とも言えますが、さらに下落する可能性も視野に入れつつ狙いたいですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします