住友大阪セメント(5232)の配当金診断。安定配当だが気になる利益推移

勝手に配当金診断!

今回はセメント大手の住友大阪セメント(5232)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

住友大阪セメントの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての住友大阪セメント株:★★☆☆☆

年間配当利回りは高く、これまでの配当推移もいい感じです。利益が減少し気になる感じなので慎重に判断していきたいです。

では詳しく見ていきましょう!

住友大阪セメントの株価と財務の情報を確認

まずは住友大阪セメントの株価指標と財務状況を確認していきます。

住友大阪セメントの株価指標の確認

株価:3,980円

PER:14.4倍

PBR:0.75倍

時価総額:1,366億円

注:2023年8月8日のデータ

住友大阪セメントの配当利回りと配当性向を確認

住友大阪セメントの年間配当金は120円予定、株価は3,980円なので年間配当利回りは約3%です。

予想配当性向は約43%です。配当利回りは高めですが、予想配当性向もやや高めですね。

住友大阪セメントの財務状況の確認

自己資本比率:51.2%

ROE:3.3%

ROA:1.7%

PBRに割安感がありますね。自己資本比率は問題ない感じですね。

住友大阪セメント(5232)とは

住友大阪セメントはセメントメーカーの住友セメントと大阪セメントが合併してできた会社です。現在は住友色が強めになっています。

参照:住友大阪セメント|Wikipedia

住友大阪セメントの配当金について確認

住友大阪セメントの過去10年間の配当金推移を確認

住友大阪セメントの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当は毎年増えているわけではないですが、減らずに安定していますね。ここ数年据え置きなのは少し気になりますが、長期配当狙いとして悪くはないですね。

住友大阪セメントの配当方針について

住友大阪セメントの配当方針は「安定的・継続的な配当を、事業環境、今後の見通し、前期配当等を総合的に判
断し決定」としています。

今のところは安定配当に気を付けている感じがしますが、ちょっと見えにくさもありますね。

参照:IR資料室|住友大阪セメント

住友大阪セメントの配当権利日と支払い時期はいつ?

住友大阪セメントは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

住友大阪セメントの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

住友大阪セメント過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2019年3月期は大きく減益となりましたが、2020年3月期、2021年3月期にやや復活していますね。2023年3月期は赤字で結構厳しいので、今後どうなるかしっかり見ていきたいですね。

株価チャートの動きを確認

住友大阪セメント10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 住友大阪セメント株価チャートより

株価4,000円あたりは高くもなく、安くもない水準ですね。ここ数年の株価と比較すると買いにくい感じもありますね。利益の状況に注意しながら狙いたい感じです。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします