トーヨータイヤ(TOYO TIRES)(5105)の配当金診断。増配予定で高めの配当利回り

勝手に配当金診断!

今回はタイヤ大手のトーヨータイヤ(TOYO TIRES)(5105)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

トーヨータイヤ(TOYO TIRES)の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのトーヨータイヤ株:★★★☆☆

年間配当利回りは高く、配当性向も問題ないです。大きく増配しましたが、株価は高めの位置なので慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきましょう!

トーヨータイヤの株価と財務の情報を確認

まずはトーヨータイヤの株価指標と財務状況の確認ですね。特に長期保有では財務を確認しておくことはとても重要ですね。

トーヨータイヤの株価指標を確認

株価:2,912.5円

PER:10倍

PBR:1.13倍

時価総額:4,488億円

注:2024年2月22日のデータ

トーヨータイヤの配当利回りと配当性向を確認

トーヨータイヤの年間配当金は105円予定、株価は2,912.5円なので年間配当利回りは約3.6%です。

予想配当性向は約36%。配当利回りは高め、予想配当性向も問題ないですね。

トーヨータイヤの財務状況を確認

自己資本比率:61.2%

ROE:18.3%

ROA:11.2%

指標は割安、自己資本比率も問題無い感じですね。

トーヨータイヤ(5105)とは

TOYO TIRE株式会社は社名にもあるタイヤや自動車部品等のメーカーですね。2019年1月1日に東洋ゴム工業株式会社から商号を変更しています。法人名はTOYO TIREで、ブランド名はTOYO TIRESです。

参照:TOYO TIRE |Wikipedia

トーヨータイヤの配当金について確認

トーヨータイヤの過去10年間の配当金推移を確認

トーヨータイヤ10年間の配当金推移をグラフで確認していきます。

配当は据え置きが続いていましたが、2021年12月期は大きく増配、2024年12月期も増配予定なので配当推移は良く狙いたいですね。

トーヨータイヤの配当方針について

トーヨータイヤの配当方針は「中期経営計画の期間中(2021年~2025年)の連結配当性向を30%以上の水準」としています。

以前は安定据え置きと言う印象ですが、ここ数年は業績連動を意識している感じにも見えますね。

参照:中期経営計画|TOYO TIRES(トーヨータイヤ)企業サイト

トーヨータイヤの配当権利日と支払い時期はいつ?

トーヨータイヤは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算です。

中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃

期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃

トーヨータイヤの利益推移と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移グラフ

トーヨータイヤ10年間の利益の推移をグラフにしてみました。

利益はバラつきがありますね。結構厳しい感じでしたが、2021年12月期は大きく増益、2022年12月期は営業減益ですが純利益は増えたので増配と言う感じですね。これからどうなるか、しっかり確認していきたいですね。

株価チャートの動きを確認

下記はトーヨータイヤ10年間の株価チャートの動きです。

株価3,000円あたりは高い位置ですね。配当利回り的には狙えそうですが、長期の安定配当狙いとしては、慎重に判断したいですね。

トーヨータイヤの株主優待制度(廃止)

トーヨータイヤは株主優待で自社タイヤを購入するとクオカードがもらえるのを実施していました。2021年12月を最後に廃止しています。配当に期待ですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします