日本電気硝子(5214)の配当金診断。高配当利回りでDOE目安だが配当性向が高い

日本電気硝子(5214)の配当金診断。高配当利回りでDOE目安だが配当性向が高い

勝手に配当金診断!

今回はFPD用ガラス大手の日本電気硝子(5214)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

日本電気硝子の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての日本電気硝子株:★★☆☆☆

年間配当利回りは高いですが配当性向は危険水準で推移しています。とはいえ、配当方針でDOEを目安にしているのである程度の安心感はあります。

では詳しく見ていきましょう!

日本電気硝子とは

日本電気硝子はガラスメーカーで主にフラットパネルディスプレイ(FPD)用ガラスの大手で液晶用ガラス基板で世界生産量の20%を供給しています。

参照:日本電気硝子|Wikipedia

日本電気硝子の株価と財務の情報を確認していきます

まずは現在の日本電気硝子の株価指標と財務状況を確認していきます。

日本電気硝子の株価指標の確認

株価:1,805円

PER:15.9倍

PBR:0.38倍

時価総額:1,796億円

注:2020年6月22日のデータ

日本電気硝子の財務状況の確認

自己資本比率:70.2%

ROE:-6.8%

ROA:2.2%

2019年12月期は赤字なのでROEがマイナスです。かなり気になる感じですね。

日本電気硝子の配当金について確認

日本電気硝子の過去10年間の配当金推移を確認

日本電気硝子の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2014年12月期は9カ月決算なので実質減配はしていないですね、現在の配当は据え置きで推移しています。

日本電気硝子の配当利回りと配当性向を確認してみた

日本電気硝子の年間配当金は100円、株価は1,805円なので予想年間配当利回りは約5.5%です

予想配当性向は約88%です。配当利回りは高いですが配当性向も高いです。2019年12月期は赤字な事を考えると危険水準で推移していますね。

日本電気硝子の配当方針について

日本電気硝子の配当方針は「業績の変動に大きく影響されることなく長期的に安定した配当を継続することを基本とし、株主資本配当率(DOE)2%以上を目標 」としています。

日本でも最近増えてきているDOEを配当の目安としていますね。アメリカでは割と主流だったりします。配当性向ではなく株主資本(純資産)を目安としているので配当に安定感がありますが、純資産が減少しているのは気になる点です。配当が減る可能性は現状ではまだ小さいですが増える可能性もなさそうですね。

参照:業績ハイライト|日本電気硝子

日本電気硝子の配当権利日と支払い時期

日本電気硝子は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算です。

中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃

期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃

日本電気硝子の利益と株価チャートの動きを確認していきます

営業利益と当期純利益の推移

日本電気硝子の過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2019年12月期は最終赤字です。2020年12月期は回復する予定ですね。ここで盛り返すことができれば問題ないですが盛り返せないと不安になりますね。

株価チャートの動きを確認していきます

日本電気硝子の10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 日本電気硝子株価チャートより

株価は最安値付近で推移していますね。業績を考えると仕方ないといった感じですが、ここから立て直すことが出来れば安い株価となりそうですね。配当利回りもかなり美味しいです。もちろん、業績が回復できないとさらに株価も下落し、いずれ配当は減るので、じっくり見極めながらですね^^

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします