ダイセル(4202)の配当金診断。高配当だが注意したい点もあり

勝手に配当金診断!

今回はセルロースが主力の化学大手のダイセル(4202)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

ダイセルの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのダイセル株:★★★☆☆

年間配当利回りは高く、配当性向も方針に近い感じです。利益が回復予定な点は良いですが、これまでの利益や配当性向がやや気になる感じなので、注意もしていきたいです。

では、詳しく見ていきましょう!

ダイセル(4202)とは

ダイセルは日本の大手化学品メーカーです。タバコ用フィルターは日本で唯一の製造メーカーであり、世界シェアも第2位です。

参照:ダイセル|Wikipedia

ダイセルの株価と財務の情報を確認

まずはダイセルの株価と財務状況の確認ですね

ダイセルの株価指標は業種的にも割安

株価:799円

PER:10倍

PBR:0.9倍

時価総額:2,421億円

注:2021年12月10日のデータ

ダイセルの財務状況を見てみる

自己資本比率:39.8%

ROE:7.4%

ROA:2.9%

割安感がありますが、業種的に割安な銘柄が多いですね。財務状況は自己資本比率が少し気になりますね。

ダイセルの配当金について確認

ダイセル過去10年間の配当金推移を確認

ダイセル過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。

2020年3月期は100周年記念配当が2円なので、それを考えると据え置きで推移していますね。減っていないのは長期の安定配当狙いで良いですが、ベストは増えることですね。

ダイセルの配当利回りと配当性向を確認

ダイセルの年間配当金は32円予定、株価は799円なので予想年間配当利回りは約4%です。

予想配当性向は約40%です。配当利回りは高いですが、予想配当性向は少し気になりますね。

ダイセルの配当方針はどうなっている?

ダイセルの配当方針は「中期戦略「Accelerate 2025」におきましては、現行の1株当たり配当額を下限とし、配当と機動的な自己株式取得を合わせた各年度の株主還元性向40%以上を目標」としています。

ここ数年の配当性向は結構高いですが、2022年3月期は予想通りの利益なら大きくは問題なさそうですね。

参照:株主還元・配当|ダイセル

ダイセルの配当権利日と支払い時期はいつ?

ダイセルは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算ですね。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

ダイセルの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

ダイセル過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

2020年3月期に大きく利益が減っていますね。2021年3月期、2022年3月期はやや回復していますが、もっと利益が回復しないと配当が増える可能性は低そうですね。

ダイセルの株価チャートの動きを確認

ダイセル10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 ダイセル株価チャートより

株価800円辺りは過去と比較すると安めですね。利益の厳しさもあり株価が中々上昇していないという感じですが、配当が維持できれば配当狙いとしておいしくなる可能性もありますね。

もちろん、さらに利益が厳しくなると配当に影響する可能性も考えられるので慎重に判断したいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします