ほくほくフィナンシャルグループ(8377)の配当金診断。利益回復予定で今後に期待

勝手に配当金診断!

今回は傘下に北陸銀行・北海道銀行を持つ地方銀行、ほくほくフィナンシャルグループ(8377)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

ほくほくフィナンシャルグループの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのほくほくフィナンシャルグループ株:★★☆☆☆

年間配当利回りはやや物足りないですが、配当性向は問題ないです。過去に利益減少により減配当をしており、長期の安定配当狙いで考えると慎重に行きたい感じもしますが、配当回復にも期待したいです。

では詳しく見ていきましょう!

ほくほくフィナンシャルグループの株価と財務の情報を確認

まずはほくほくフィナンシャルグループの株価と財務状況の確認です!現状をしっかり把握していきます。

ほくほくフィナンシャルグループの株価指標、金融機関という感じ

株価:1,575円

PER:7.8倍

PBR:0.31倍

時価総額:1,944億円

注:2024年10月25日のデータ

ほくほくフィナンシャルグループの配当利回りと配当性向を確認

ほくほくフィナンシャルグループの年間配当金は40円予定、株価は1,575円なので年間配当利回りは約2.5%です。

予想配当性向は約20%です。配当利回りはやや物足りないですね、予想配当性向は問題ないですね。

ほくほくフィナンシャルグループの財務データ

自己資本比率:3.9%

ROE:3.5%

ROA:0.1%

金融業という感じの株価指標と財務ですね。

ほくほくフィナンシャルグループ(8377)とは

ほくほくフィナンシャルグループは北陸銀行と北海道銀行があり、総資産で第2位の地方銀行グループです。

参照:ほくほくフィナンシャルグループ|Wikipedia

ほくほくフィナンシャルグループの配当金について確認

ほくほくフィナンシャルグループの過去10年分の配当金推移を確認

過去のほくほくフィナンシャルグループの配当金推移を確認していきます。

2019年3月期までは良い感じでしたが、2020年3月期、2021年3月期と減配しており、気になる感じですね。長期の安定配当狙いとしては慎重に判断したいですね。

ほくほくフィナンシャルグループの配当方針について

ほくほくフィナンシャルグループの配当方針は「長期にわたる経営基盤の維持・拡充に努め、安定的な配当を行うこと」としています。

過去の配当性向を見ると30%以下で推移しており、やや低めの配当性向の印象を受けますね。

参照:配当情報|ほくほくフィナンシャルグループ

ほくほくフィナンシャルグループの配当権利日と支払い時期はいつ?

ほくほくフィナンシャルグループは期末の一括配当を実施してます。3月末が決算ですね。

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

ほくほくフィナンシャルグループの利益と株価チャートの動き

経常利益と当期純利益の推移グラフ

ほくほくフィナンシャルグループの経常利益と当期純利益をグラフにしてみました。

営業利益は減少している印象を受けますが、2025年3月期は大きく増える予想ですね。配当性向を考えても予想通りの利益なら、配当が更に回復しそうな感じですね。

株価チャートの動きを確認

下記はほくほくフィナンシャルグループの株価チャートの動きです。

株価1,600円あたりは高くはないですが、安くもない位置ですね。利回り的に少し待ちたい感じがありますが、利益や配当がどうなるかを見ながら狙いたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします