ジェイテクト(6473)の配当金診断。配当回復もこれからに期待か

勝手に配当金診断!

今回はベアリング大手のジェイテクト(6473)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

ジェイテクトの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのジェイテクト株:★★☆☆☆

年間配当利回りは若干物足りないです。配当が回復していますが、完全回復とはなっていないので、これからに期待です。近年で大きく減配しているのは長期安定配当狙いと考えると慎重に行きたいです。

では詳しく見ていきましょう!

ジェイテクトの株価と財務の情報を確認

まずはジェイテクトの株価指標と財務状況を確認していきます。

ジェイテクトの株価指標の確認、割高感はないですね

株価:1,314.5円

PER:11.3倍

PBR:0.62倍

時価総額:4,513億円

注:2023年11月10日のデータ

ジェイテクトの配当利回りと配当性向を確認

ジェイテクトの年間配当金は36円予定、株価は1,314.5円なので年間配当利回りは約2.7%です。

予想配当性向は約31%です。配当利回りは若干物足りないですね、予想配当性向は問題なさそうです。

ジェイテクトの財務状況の確認

自己資本比率:46.5%

ROE:4.7%

ROA:2.2%

PBRは割安ですね、自己資本比率も問題なさそうですね。

ジェイテクト(6473)とは

ジェイテクトはトヨタグループに属する機械・自動車部品製造会社です。ベアリング大手で自動車業界向け製品をメインに扱ってます。

参照:ジェイテクト|Wikipedia

ジェイテクトの配当金について確認

ジェイテクトの過去10年間の配当金推移を確認

ジェイテクトの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2020年3月期は赤字で減配、2021年3月期は連続赤字というのもあり、更に大きく減配していますね。回復していますが、配当推移は気になる感じです。

ジェイテクトの配当方針について

ジェイテクトの配当方針は「安定的な配当の継続を基本に、業績及び配当性向等を総合的に勘案の上、配当額を決定」としています。

これまで厳しい時でも配当を維持していましたが、大きく減配。ここからの巻き返しに期待ですね。

参照:株式会社ジェイテクト|株式情報

ジェイテクトの配当権利日と支払い時期はいつ?

ジェイテクトは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

ジェイテクトの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

ジェイテクト過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2019年3月期に利益が減少し2020年3月期、2021年3月期はかなり厳しいですね。2022年3月期、2023年3月期に回復しているので、これからに期待ですね。

株価チャートの動きを確認

ジェイテクトの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 ジェイテクト株価チャートより

株価1,300円あたりは、ここ数年で見ると安くは無いですね。1,000円あたりで保有できて、配当が以前の水準まで回復するとおいしくなる可能性がありそうですが慎重に判断したいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします