DIC(4631)の配当金診断。高配当だが配当性向上昇で減配の可能性も

勝手に配当金診断!

今回は印刷インキや有機顔料などの化学メーカーDIC(4631)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

DICの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのDIC株:★★☆☆☆

年間配当利回りはやや高めですが、配当性向も高めで推移しています。配当が減る可能性もありそうですが、利益が回復して配当が安定すればおいしそうな感じなので慎重に行きたいです。

では、詳しく見ていきましょう!

DIC(4631)とは

DICは印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェアの化学メーカーです。2008年に大日本インキ化学工業株式会社から社名を変更しています。

参照:DIC|Wikipedia

DICの株価と財務の情報を確認していきます

まずはDICの現在の株価・財務の状況の確認ですね

DICの株価指標は業種的にも割安

株価:2,780円

PER:13.2倍

PBR:0.83倍

時価総額:2,645億円

注:2021年3月3日のデータ

DICの財務状況を見てみる

自己資本比率:38.9%

ROE:4.2%

ROA:1.6%

株価指標に割安感がありますね。業種的にも割安な銘柄が多いので何とも言えないですが・・・。財務状況は若干ですが自己資本比率が低いのが気になる点ですね。

DICの配当金について確認

DIC過去10年間の配当金推移を確認

DIC過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。

ここ数年の配当は据え置きですが、その前に減配しているのは気になりますね。何とか維持している印象を受けますが、割と近年で減配しているのは心配な点です。

DICの配当利回りと配当性向を確認してみた

DICの年間配当金は100円、株価は2,780円なので、予想年間配当利回りは約3.6%です。

予想配当性向は約47%です。配当利回りは高めですが、配当性向もやや高めですね。

DICの配当方針について

DICの配当方針は「安定した経営基盤の確立を目指すとともに、株主への利益還元をより充実」としています。

判断が難しいですが、これまでの配当推移や配当性向を考えると増配する可能性は低く、減配する可能性もありそうですね・・・。

参照:株主還元・優待|DIC株式会社

DICの配当権利日と支払い時期

DICは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算ですね

中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃

期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃

DICの利益と株価チャートの動きを確認していきます

営業利益と当期純利益の推移

DIC過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

2017年12月期は過去最高でしたが、その後の利益は減少していますね。2020年12月期も結構下落しています。2021年12月期は回復予想なので予定通りになれば良いですが、想定より悪くなると配当に影響が出るかもしれないですね。

DICの株価チャートの動きを確認していきます

DIC10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 DIC株価チャートより

株価は2018年頃から下落していますね。2,500円周辺で下げ渋っている感が出ていますね。利益が想定通りに回復して配当が安定すれば3,000円以下はおいしそうな感じですが、配当が減るようだとちょっと怖いので慎重にいきたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします