DIC(4631)の配当金診断。高配当だが配当性向上昇で減配の可能性も

勝手に配当金診断!

今回は印刷インキや有機顔料などの化学メーカー、DIC(4631)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

DICの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのDIC株:★★☆☆☆

年間配当利回りは合格ラインですが、配当性向はやや高めで配当推移や利益推移は気になる感じです。利益が安定して配当も安定すれば狙えそうですが慎重にいきたい感じです。

では、詳しく見ていきましょう!

DIC(4631)とは

DICは印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェアの化学メーカーです。2008年に大日本インキ化学工業株式会社から社名を変更しています。

参照:DIC|Wikipedia

DICの株価と財務の情報を確認

まずはDICの株価・財務の状況確認ですね

DICの株価指標は業種的にも割安

株価:3,130円

PER:13.5倍

PBR:0.85倍

時価総額:2,978億円

注:2021年10月18日のデータ

DICの財務状況を見てみる

自己資本比率:31.8%

ROE:3.8%

ROA:1.2%

割安感がありますが、業種的に割安な銘柄が多いので何とも言えないですね。財務状況は自己資本比率がやや低いのが気になる点ですね。

DICの配当金について確認

DIC過去10年間の配当金推移を確認

DIC過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。

ここ数年の配当は据え置きですが、その前に減配しているのは気になりますね。何とか維持している印象を受けますね。減配後に戻っていないのは長期配当狙いとしては気になる感じですね。

DICの配当利回りと配当性向を確認

DICの年間配当金は100円予定、株価は3,130円なので年間配当利回りは約3.2%です。

予想配当性向は約43%です。配当利回りは合格ラインですが、配当性向もやや高めですね。

DICの配当方針について

DICの配当方針は「安定した経営基盤の確立を目指すとともに、株主への利益還元をより充実」としています。

判断が難しいですが、これまでの配当推移や配当性向を考えると利益次第で増配も減配もする可能性がありそうですね。

参照:株主還元・優待|DIC株式会社

DICの配当権利日と支払い時期はいつ?

DICは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算ですね。

中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃

期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃

DICの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

DIC過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

2017年12月期は過去最高でしたが、その後の利益は減少していますね。2021年12月期は回復予想なので予定通りになれば良いですが、想定より悪くなると配当に悪影響が出るかもしれないですね。逆に、想定より良くなれば配当が戻る可能性もありそうですね。

DICの株価チャートの動きを確認

DIC10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 DIC株価チャートより

株価3,000円辺りはやや安めですが、凄く安い感じでもないですね。配当が維持、もしくは増配して安定すれば結構おいしそうな感じですが、利益がどうなるかしっかり見極める必要がありそうですね。

DICの株主優待について

DICの株主優待はカレンダーやグループ製品ですね。これと言って特筆すべき点はなさそうですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします