勝手に配当金診断!
今回は二輪で世界首位のホンダ(7267)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
ホンダの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのホンダ株:★★☆☆☆
現在の年間配当利回りは減配当により物足りないです。利益も減少傾向です。2021年3月期は仕方ない部分もあるので、今後の利益回復・配当回復に期待です。
では詳しく見ていきます!
ホンダ(7267)とは
ホンダはオートバイの販売・売り上げが世界1位で自動車の販売も行っています。創業者の本田宗一郎氏は有名ですね。
ホンダの株価と財務の情報を確認していきます
ホンダの現在の株価指標と財務状況を確認していきます。
ホンダの株価指標を確認、割安感があるが・・・
株価:3,058円
PER:13.5倍
PBR:0.66倍
時価総額:5兆5,393億円
注:2020年11月24日のデータ
ホンダの財務データを確認
自己資本比率:39.2%
ROE:5.7%
ROA:2.2%
割安感は強めです。財務状況は良くもなく、悪くもなくという感じですね。
ホンダの配当金について確認
ホンダの過去10年分の配当金推移を確認していきます
下記はホンダの10年分の配当金の推移グラフです。

配当は比較的順調に増配増していましたが、2021年3月期は減配当予定ですね。今までは利益が落ちた時も減配はしませんでしたが、2021年3月期は減配に踏み切るようです。元々は年間44円予定でしたが68円予定に変更しています。
ホンダの配当利回りと配当性向を確認
ホンダの年間配当金は68円、株価は3,058円なので予想年間配当利回りは約2.2%ですね。
予想配当性向は約30%です。配当利回りは低いですが、配当性向は高くはないですね。
ホンダの配当方針について
ホンダの配当方針は「当期利益に対する比率(配当性向)30%を目処に実施 」としています。
以前は方針より高い配当性向のこともありましたが、現在は方針通りという感じですね。
参照:Honda|株主還元
ホンダの配当権利日と支払い時期
ホンダは年4回(各期)で配当を実施してます。3月末が決算です。年4回は日本株では珍しいですね。
1Q配当の権利日:6月末
1Q配当の支払日:9月頃
2Q(中間)配当の権利日:9月末
2Q(中間)配当の支払日:12月頃
3Q配当の権利日:12月末
3Q配当の支払日:3月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
ホンダの利益推移と株価チャートの動きを確認していきます
営業利益と当期純利益の推移グラフ
過去10年分のホンダの営業利益と純利益の推移をグラフにしてみました。

利益はばらつきがありますね。2021年3月期に利益が減るのはやや仕方ない部分もありますが、2018年3月期をピークに減少しているのは気になりますね。利益が戻れば配当が増えそうですが、どこまで利益が戻せるのか。
ホンダの株価チャートの動きを確認
下記はホンダ10年間の株価の動きです。

参照:SBI証券 ホンダ株価チャートより
株価は結構下落していましたが現在は急激に上がっていますね。株価3,000円付近は安くもなく、高くもなくという感じですね。2022年3月期に配当が復活すれば、おいしくなる可能性がありそうですが、ちょっと判断はむずかしいですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします