ENEOS(エネオス)(5020)の配当金診断。配当は安定推移で高めの利回りだが利益が不安定

勝手に配当金診断!

今回は石油元売り最大手のENEOSホールディングス(5020)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

ENEOS(エネオス)の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのENEOS株:★★★☆☆

配当利回りは高めで、これまでの配当は安定推移しています。利益が不安定な推移で株価は過去と比較すると高い位置なので慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきましょう!

ENEOSの株価と財務の情報を確認していきます

まずはENEOSの株価指標と財務状況を確認していきます。

ENEOSの株価指標の確認

株価:1,026円

PER:20.4倍

PBR:0.89倍

時価総額:2兆7,771億円

注:2025年11月27日のデータ

ENEOSの配当利回りと配当性向を確認

ENEOSの年間配当金は34円予定、株価は1,026円なので予想年間配当利回りは約3.3%です。

予想配当性向は約68%です。配当利回りは高め、予想配当性向も高めですね。

ENEOSの財務状況の確認

自己資本比率:35.8%

ROE:7.3%

ROA:2.6%

PBRは割安ですね。

ENEOS(5020)とは

石油元売り国内最大手の企業で以前はJXTGホールディングスという社名でしたが、ブランド名として有名なENEOS(エネオス)に社名を変更しています。

参照:ENEOSホールディングス|Wikipedia

ENEOSの配当金について確認

ENEOSの過去10年間の配当金推移を確認

ENEOSの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当は据え置きして増配という感じですね。2020年3月期は赤字でも配当を維持。2026年3月期は増配予定ですね、

ENEOSの配当方針について

ENEOSの配当方針は「1株30円の配当を起点とする、業績に連動した累進配当」としています。

過去の配当を見ても、減る可能性は結構低そうですね。

参照:株主還元|ENEOSホールディングス

ENEOSの配当権利日と支払い時期はいつ?

ENEOSは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

ENEOSの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

ENEOSの過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2020年3月期は赤字ですね。2022年3月期は大きく利益が増えていますが、結構不安定な感じなので、しっかり確認したいですね。

株価チャートの動きを確認

ENEOSの10年間の株価チャートの動きです。

株価1,000円以上は過去と比較すると高い位置ですね。利回りは狙えそうですが、少し待ちたい感じもありますね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします。