松井証券(8628)の配当金診断。高利回りで安定方針だが配当性向が高い

松井証券(8628)の配当金診断。高利回りで安定方針だが配当性向が高い

勝手に配当金診断!

今回はネット専業大手の松井証券(8628)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

松井証券の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての松井証券株:★★☆☆☆

年間配当利回りはかなり高いです。DOEも配当目安としているのである程度の安定配当に期待できますが、利益が減少し配当性向が高いのは不安な点です。

では詳しく見ていきましょう!

松井証券(8628)とは

松井証券は日本の証券会社です。元々は一般的な中堅証券会社でしたが、大きく舵を切りインターネット取引専業の取引会社となりました。

参照:松井証券|Wikipedia

松井証券の株価と財務の情報を確認していきます

まずは現在の松井証券の株価指標と財務状況を確認していきます。

松井証券の株価指標の確認、割安感はなし

株価:939円

PBR:3.13倍

時価総額:2,435億円

注:2020年10月2日のデータ

松井証券の財務状況の確認

自己資本比率:9.3%

ROE:8.0%

ROA:0.7%

PBRは結構割高ですね。自己資本比率は低いですが、金融業と考えるとそこまで気にしなくても良いかもしれないですね。

松井証券の配当金について確認

松井証券の過去10年間の配当金推移を確認

松井証券の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当はばらつきがありますね。2019年3月期の大きな配当金は記念配当です。2021年3月期は中間配当が20円なので、まあ普段と同じくらいの配当金になりそうですかね。ややばらつきがありますが、ある程度の配当を出している感じですね!

松井証券の配当利回りと配当性向を確認してみた

松井証券の年間配当金は45円、株価は939円なので年間配当利回りは約4.7%です(配当金は2020年3月期)

2019年3月期は記念配当もあり配当性向は約225%、2020年3月期の配当性向は約188%です。配当利回りは高いですが、2019年3月期は特別としてもかなり配当性向が高いですね。

松井証券の配当方針について

松井証券の配当方針は「配当性向60%以上且つ純資産配当率(DOE)8%以上を基準に、毎期配当することを基本方針」としています。

DOEも配当基準としているのは長期配当狙いとしてはプラスポイントですね。とはいえ、配当性向、DOE共に目安よりもかなり高めなのは気になります・・・

参照:配当・株主還元|会社案内・IR情報|松井証券

松井証券の配当権利日と支払い時期

松井証券は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

松井証券の利益と株価チャートの動きを確認していきます

営業利益と当期純利益の推移

松井証券過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

ここ数年の利益は下落していますね。以前はネット証券の代表格でしたが現在は他業者に押されているという感じですね。2021年3月期は多くの証券会社に申し込みが増えたようで比較的良い数値になりそうですね。

株価チャートの動きを確認していきます

松井証券10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 松井証券株価チャートより

今の株価はやや下落した場所ですが安くはないですね。新型コロナウイルスの影響で相場全体が大きく下落、ネット証券の口座開設数が増えたとの報告もあり、その影響もあってかあまり下落してないですね。配当利回りはかなり高めですが、もろもろを考えると1,000円付近はちょっと買いにくいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします