ENEOS(5020)の配当金診断。株価が安く高配当利回りだが配当性向も高い

2021年3月23日

勝手に配当金診断!

今回は石油元売り最大手のENEOSホールディングス(5020)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

ENEOSの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのENEOS株:★★☆☆☆

配当利回りはかなり高いですが、利益や配当性向は結構危険水準で無理をして配当を出している印象を受けます。今後、しっかり利益が回復すればおいしそうですが、リスクもありそうです。

では詳しく見ていきましょう!

ENEOS(5020)とは

石油元売り国内最大手の企業で以前はJXTGホールディングスという社名でしたが、ブランド名として有名なENEOSに社名を変更しています。

参照:ENEOSホールディングス|Wikipedia

ENEOSの株価と財務の情報を確認していきます

まずはENEOSの株価指標と財務状況を確認していきます。

ENEOSの株価指標の確認、PBRはかなり割安

株価:354.2円

PER:12.6倍

PBR:0.5倍

時価総額:1兆1,442億円

注:2020年12月10日のデータ

ENEOSの財務状況の確認

自己資本比率:29.3%

ROE:-7.5%

ROA:-1.6%

PBRは割安ですが、財務状況は良くないですね。株価は安いので買いやすさがありますね。

ENEOSの配当金について確認

ENEOSの過去10年間の配当金推移を確認

ENEOSの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当はしばらくキープしていましたが、ここ数年は増配。2020年3月期は赤字でも配当を維持していますね。2021年3月期の利益予想も厳しいですが、配当は据え置き予定ですね。

ENEOSの配当利回りと配当性向を確認してみた

ENEOSの年間配当金は22円予定、株価は354.2円なので予想年間配当利回りは約6.2%です

予想配当性向は約78%です。配当利回りはかなり高いですが、配当性向も高いですね。

ENEOSの配当方針について

ENEOSの配当方針は「安定的な配当の継続に加え、経営目標達成の進捗により、さらなる株主還元(増配・自己株式取得)を目指す」としています。

具体的な数値目標は無いですが過去の配当推移から考えると配当が減る可能性は結構低そうですね。とはいえ、いつまでも配当が続く保証もなさそうです。

参照:株主還元|ENEOSホールディングス

ENEOSの配当権利日と支払い時期

ENEOSは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

ENEOSの利益と株価チャートの動きを確認していきます

営業利益と当期純利益の推移

ENEOSの過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2015年3月期、2016年3月期は赤字でも配当維持。2020年3月期も赤字ですが、配当は減らしませんでした。2021年3月期の予定利益は低いですが、とりあえず配当を維持するみたいですね。

株価チャートの動きを確認していきます

ENEOSの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 ENEOS株価チャートより

株価はかなり下落した位置ですね。過去と比較して最安値付近です。買いやすい感じですが、当然、株価が下がらないという保証はないです。株価が安いので少しづつ買うという作戦も取れそうですね。このまま配当が維持できれば長期配当狙いとしてはおいしそうですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします。