みずほフィナンシャルグループ(8411)の配当金診断。高利回りで安定推移
勝手に配当金診断!
今回はみずほフィナンシャルグループ(8411)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
みずほフィナンシャルグループの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのみずほフィナンシャルグループ株:★★★☆☆
年間配当利回りは高く、予想配当性向も適正水準です。しかし、利益はやや伸び悩んでいる印象もあり、株式統合をしたことで以前ほどの買いやすさはないです。
では詳しく見ていきましょう!
みずほフィナンシャルグループの株価と財務の情報を確認
まずは株価と財務状況の確認です!現状をしっかり把握していきます。
みずほフィナンシャルグループの株価は割安だが金融銘柄と言う感じ
株価:1,686.5円
PER:7.9倍
PBR:0.48倍
時価総額:4兆2,824億円
注:2022年12月9日のデータ
みずほフィナンシャルグループの配当利回りと配当性向を確認
みずほフィナンシャルグループの年間配当金は85円予定、株価は1,686.5円なので予想年間配当利回りは約5%です。
予想配当性向は約40%です。配当利回りは高く、配当性向も問題ないですね。
みずほフィナンシャルグループの財務データ
自己資本比率:3.5%
ROE:5.9%
ROA:0.2%
金融業という感じの株価指標と財務ですね。他の金融業企業と似たような指標ですね。
みずほフィナンシャルグループとは
みずほフィナンシャルグループは「みずほ銀行」、「みずほ信託銀行」、「みずほ証券」の金融関係の企業からなるグループです。グループ内に銀行、信託、証券、アセットマネジメントおよびシンクタンクを擁する「グローバル金融グループ」です。
みずほフィナンシャルグループの配当金について確認
みずほフィナンシャルグループの過去10年分の配当金推移を確認
過去10年分のみずほフィナンシャルグループの配当金推移を確認していきます。

配当は据え置きで推移していましたが、2022年3月期は増配、2023年3月期も増配予定ですね。やや慎重な印象ですしたが、長期の配当狙いとして悪くはなさそうですね。
みずほフィナンシャルグループの配当方針について
みずほフィナンシャルグループの配当方針は「累進的な配当を基本」、「配当性向40%を目安」としています。
方針を考えると配当が減る可能性は低そうですね。とはいえ、増えるには利益が増えないと難しそうですね。
みずほフィナンシャルグループの配当権利日と支払い時期はいつ?
みずほフィナンシャルグループは年2回(中間・期末)の配当を実施してます。3月末が決算ですね。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
みずほフィナンシャルグループの利益と株価チャートの動きを確認
経常利益と当期純利益の推移グラフ
みずほフィナンシャルグループ過去10年の経常利益と当期純利益をグラフにしてみました。

利益はちょっと苦戦している印象を受けますね。2022年3月期は回復、2023年3月期も更に回復予定ですが、過去と比較するとまだ厳しい感じで、やや気になる感じですね。
株価チャートの動きを確認
下記はみずほフィナンシャルグループの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 みずほフィナンシャルグループ株価チャートより
株価1,700円あたりは安めの位置ですね。株式統合前は100円台で買い増しがしやすかったですが、今の株価だと少し慎重にいきたいですね。とはいえ、過去の株価や配当利回りを考えると、まだ買いやすさがありますね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします