ローソン(2651)の配当金診断。下限配当を設定しているが、高めの配当性向推移。
勝手に配当金診断!
今回は三菱商事傘下のコンビニ大手、ローソン(2651)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
ローソンの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのローソン株:★★☆☆☆
年間配当利回りは高めですが、配当性向が高い推移です。株価はまだ安めの位置ですが、利益がどうなるのか慎重に見て判断していきたいです。
では詳しく見ていきましょう!
ローソンの株価と財務の情報を確認
まずは株価と財務状況の確認です!現状をしっかり把握していきます。
ローソンの株価指標は特に割安感はないかな?
株価:5,930円
PER:20.5倍
PBR:2.11倍
時価総額:5,948億円
注:2023年4月20日のデータ
ローソンの配当利回りと配当性向を確認
ローソンの年間配当金は200円予定、株価は5,930円なので年間配当利回りは約3.4%です。
予想配当性向は約69%です。配当利回りは高めですが、配当性向も高いですね。
ローソンの財務データ
自己資本比率:20.6%
ROE:8.8%
ROA:1.8%
割高感がありますね。自己資本比率は低いですね。
ローソン(2651)とは
株式会社ローソンは日本の大手コンビニです。三菱商事の子会社として三菱グループに属しています。元々はダイエーが親会社でした。
ローソンの配当金について確認
ローソンの過去10年分の配当金推移を確認
過去のローソンの配当金推移を確認していきます。

2020年2月期に大きく減配して、その後は据え置きですね。2024年2月期は増配予定ですが、配当狙いとしては大きく減配しているのは保有しにくい感じですね。
ローソンの配当方針について
ローソンの配当方針ですが「安定的に1株当たり年間150円を下限とした上で、連結配当性向50%を目標として配当金を支払う」としています。
積極的な還元方針ですが、配当性向が高いのはやや気になる感じですね。
ローソンの配当権利日と支払い時期はいつ?
ローソンは通常は年2回(中間・期末)の配当を実施してます。2月末が決算ですね。
中間配当の権利日:8月末
中間配当の支払日:11月頃
期末配当の権利日:2月末
期末配当の支払日:5月頃
ローソンの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移グラフ
ローソンの営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

利益は厳しい感じでしたが、2022年2月期、2023年2月期と回復していますね。2024年2月期も更に回復する予想ですね。
株価チャートの動きを確認
下記はローソンの株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 ローソン株価チャートより
株価6,000円あたりは安めの位置ですね。利回り的には狙えそうですが、利益がどこまで復活するか確認しながら狙いたいですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします