SUBARU(スバル)(7270)の配当金診断。高め利回り・今後の安定配当に期待

勝手に配当金診断!

今回は北米など海外で高評価の自動車メーカーSUBARU(7270)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

SUBARUの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのSUBARU株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めですが、配当推移が気になります。今後は安定配当に期待が持てそうですが、利益を見ながら慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきます!

SUBARUの株価と財務の情報を確認

まずはSUBARUの株価指標と財務状況を確認していきます。

SUBARUの株価指標を確認

株価:3,058円

PER:13.9倍

PBR:0.83倍

時価総額:2兆2,417億円

注:2025年9月19日のデータ

SUBARUの配当利回りと配当性向を確認

SUBARUの年間配当金は115円予定、株価は3,058円なので年間配当利回りは約3.8%ですね。

予想配当性向は約52%です。配当利回りは高め、予想配当性向も高めですね。

SUBARUの財務データを確認

自己資本比率:53.6%

ROE:12.5%

ROA:6.7%

PBRは割安感がありますね。自己資本比率は問題ないですね。

SUBARU(7270)とは

SUBARUはかつては富士重工株式会社という名前で、主に自動車などを製造する重工業の会社ですね。元々、SUBARUはブランド名ですね。

参照:SUBARU|Wikipedia

SUBARUの配当金について確認

SUBARUの過去10年分の配当金推移を確認

下記はSUBARUの10年分の配当金の推移グラフです。

2020年3月期に減配、2021年3月期はさらに減配していますね。2023年3月期、2024年3月期は回復、2025年3月期も更に回復予定ですが、長期の安定配当狙いとしては慎重に判断したいですね。

SUBARUの配当方針について

SUBARUの配当方針は「毎期の業績、投資計画、経営環境などを総合的に勘案しながら、配当を基本と位置づけ総還元性向40%以上を目指します。配当はDOE(親会社所有者帰属持分配当率)を3.5%」としています。

配当はDOEを目安にしているので、今後は安定にも期待できそうですね。

参照:株主還元|株式会社SUBARU

SUBARUの配当権利日と支払い時期はいつ?

SUBARUは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

SUBARUの利益推移と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移グラフ

過去10年分のSUBARUの営業利益と純利益の推移をグラフにしてみました。

利益は2023年3月期は回復、2024年3月期は更に回復していますね。2026年3月期は大きく減る予想なので、どうなるか確認したいですね。

SUBARUの株価チャートの動きを確認

下記はSUBARU10年間の株価の動きです。

株価3,100円当たりは過去と比較すると安めですが、ここ数年で見ると安くはないですね。配当が安定すれば、おいしくなりそうですが、利益を確認して慌てずに判断したいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします