SUBARU(スバル)(7270)の配当金診断。高め利回り・更に配当が回復するのを期待
勝手に配当金診断!
今回は北米など海外で高評価の自動車メーカーSUBARU(7270)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
SUBARUの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのSUBARU株:★★★☆☆
年間配当利回りは高めですが、配当推移は気になります。更に配当が回復すればかなりおいしくなる可能性もありそうです。
では詳しく見ていきます!
SUBARUの株価と財務の情報を確認
まずはSUBARUの株価指標と財務状況を確認していきます。
SUBARUの株価指標を確認
株価:2,738円
PER:6.8倍
PBR:0.77倍
時価総額:2兆642億円
注:2024年8月23日のデータ
SUBARUの配当利回りと配当性向を確認
SUBARUの年間配当金は96円予定、株価は2,738円なので年間配当利回りは約3.5%ですね。
予想配当性向は約24%です。配当利回りは高め、予想配当性向は問題ないですね。
SUBARUの財務データを確認
自己資本比率:53.3%
ROE:14.6%
ROA:7.8%
指標は割安感がありますね。自己資本比率は問題ないですね。
SUBARU(7270)とは
SUBARUはかつては富士重工株式会社という名前で、主に自動車などを製造する重工業の会社ですね。元々、SUBARUはブランド名ですね。
SUBARUの配当金について確認
SUBARUの過去10年分の配当金推移を確認
下記はSUBARUの10年分の配当金の推移グラフです。
2020年3月期に減配、2021年3月期はさらに減配していますね。2023年3月期に回復、2024年3月期も更に回復していますが、2025年3月期は減配予定なので、長期の安定配当狙いとしては慎重にいきたいですね。
SUBARUの配当方針について
SUBARUの配当方針は「業績、投資計画、経営環境を勘案しながら、継続的かつ安定的な配当を基本としつつ、業績連動の考え方を取り入れる」としています。
配当性向は以前と比べると低くなってきたので、ここから更に配当が回復するのを期待ですね。
SUBARUの配当権利日と支払い時期はいつ?
SUBARUは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
SUBARUの利益推移と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移グラフ
過去10年分のSUBARUの営業利益と純利益の推移をグラフにしてみました。
利益は2016年3月期をピークに減少していますね。2023年3月期は回復、2024年3月期は更に回復していますね。この先どうなるか確認したいですね。
SUBARUの株価チャートの動きを確認
下記はSUBARU10年間の株価の動きです。
株価2,700円当たりは安めですが、慎重に判断したいですね。利益が回復し、配当がさらに戻ればかなり美味しくなりそうですが、慌てずに判断したいですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします