住友ゴム工業(5110)の配当金診断。利益と配当がやや不安定な推移

勝手に配当金診断!

今回はタイヤ大手ダンロップを展開する住友ゴム工業(5110)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

住友ゴム工業の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての住友ゴム工業株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めですが、近年の配当推移・利益推移がやや不安定で気になる感じです。安定配当狙いとしては慎重にいきたいです。

では詳しく見ていきます!

住友ゴム工業の株価と財務の情報を確認

まずは住友ゴム工業の株価指標と財務状況を確認していきます。

住友ゴム工業の株価指標を確認

株価:1,825円

PER:13倍

PBR:0.77倍

時価総額:4,801億円

注:2024年2月22日のデータ

住友ゴム工業の配当利回りと配当性向を確認

住友ゴム工業の年間配当金は58円予定、株価は1,825円なので年間配当利回りは約3.2%ですね。

予想配当性向は約41%です。配当利回りは高め、予想配当性向は大きくは問題ないですね

住友ゴム工業の財務データ

自己資本比率:49.3%

ROE:5.9%

ROA:2.9%

PBRは割安感がありますね。

住友ゴム工業(5110)とは

住友ゴム工業は住友グループの企業です。DUNLOP(ダンロップ)という商標は有名ですね。タイヤだけではなくゴルフ・テニスのスポーツ用品も有名ですね。

参照:住友ゴム工業|Wikipedia

住友ゴム工業の配当金について確認

住友ゴム工業の過去10年分の配当金推移を確認していきます

住友ゴム工業の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2020年12月期は大きく減配しましたが、2021年12月期に戻っていますね。しかし、2022年12月期も再び減配しており、長期の安定配当狙いとしては慎重に判断したい感じですね。

住友ゴム工業の配当方針について

住友ゴム工業の配当方針は「連結ベースでの配当性向、業績の見通し、内部留保の水準等を総合的に判断しながら、長期にわたり安定して株主に報いること」としています。

ここ何年かはやや不安定な感じになっていますね。

住友ゴム工業の配当権利日と支払い時期はいつ?

住友ゴム工業は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算です。

中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃

期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃

住友ゴム工業の利益推移と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移グラフ

過去10年分の営業利益と純利益の推移をグラフにしてみました。

利益は2015年12月期をピークに減少し苦しい推移でしたが、2022年12月期以外は回復する感じが出ているので今後の巻き返しに期待ですね。

住友ゴム工業の株価チャートの動きを確認

住友ゴム工業10年間の株価の動きです。

株価1,800円あたりはここ数年で見ると安くはない位置ですね。利回り的にも長期保有としては慎重に判断したいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします