アサヒ(Asahi)(2502)の配当金診断。連続増配当だが利回りはやや物足りない

勝手に配当金診断!

今回はビール事業大手のアサヒグループホールディングス(2502)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

アサヒの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのアサヒグループホールディングス株:★★☆☆☆

年間配当利回りは平均より高いですが、やや物足りない感じもあります。連続増配当で配当性向に大きな問題はないので、株価が下落した時に狙いたいです。

では、詳しく見ていきましょう!

アサヒグループホールディングスの株価と財務の情報を確認

まずはアサヒグループホールディングスの株価・財務の状況の確認ですね

アサヒグループホールディングスの株価指標はどうか

株価:5,458円

PER:14.5倍

PBR:1.12倍

時価総額:2兆7,672億円

注:2024年2月22日のデータ

アサヒグループホールディングスの配当利回りと配当性向を確認

アサヒグループホールディングスの年間配当金は132円予定、株価は5,458円なので年間配当利回りは約2.4%です。

予想配当性向は約35%です。配当利回りは平均より高いですが、少し物足りないですね。配当性向は問題ないです。

アサヒグループホールディングスの財務状況は問題ないか確認

自己資本比率:46.5%

ROE:6.7%

ROA:3.1%

割高ではないですが、すごく割安でもないですね。

アサヒグループホールディングス(2502)とは

アサヒグループホールディングスとはアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に持つ持ち株会社です。特にアサヒビールは国内最大手で有名ですね。

参照:アサヒグループホールディングス|Wikipedia

アサヒグループホールディングスの配当金について確認

アサヒグループホールディングス過去10年間の配当金推移を確認

アサヒグループホールディングス過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。

配当の増え方は問題ないですね。しっかり増配して、減っていないので長期の安定配当狙いとしては良いですね!

アサヒグループホールディングスの配当方針について

アサヒグループホールディングスの配当方針は「配当性向35%を目処とした安定的な増配を実施、2025年までに40%を目指す」としています。

予想配当性向と配当方針を考えると、利益次第ですが今後も配当が増えそうですね。

参照:配当情報について|アサヒグループホールディングス

アサヒグループホールディングスの配当権利日と支払い時期

アサヒグループホールディングスは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算ですね。

中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃

期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃

アサヒグループホールディングスの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

アサヒグループホールディングス過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

2020年12月期は大きく減益になりましたが、2021年12月期は大きく回復して、その後は良い感じですね。2024年12月期も予想通りならば問題なさそうですね!

アサヒグループホールディングスの株価チャートの動きを確認

アサヒグループホールディングス10年間の株価チャートの動きです。

株価5,500円辺りは高めの位置ですね。配当利回りなどを考えると、出来れば4,000円あたりから狙いたいですね。

アサヒグループホールディングスの株主優待について

おまけでアサヒグループホールディングスの株主優待も確認しておきます。

100株以上でビール、ジュースなどの商品優待ですね。100株だと例えばビール4本ですね。自社製品を優待で実施するのは良い事だと思いますが、郵送コストとか色々考えるとどうでしょうか。

参照:株主優待制度について|アサヒグループホールディングス

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします