セントラル硝子(4044)の配当金診断。高い利回りだが利益は不安定な推移

勝手に配当金診断!

今回はガラス製品・化学品を製造するセントラル硝子(4044)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

セントラル硝子の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのセントラル硝子株:★★★☆☆

高い年間配当利回りですが、高い配当性向で利益が気になる推移です。配当目標に下限を設定していますが、今後の利益がどうなるかをしっかり見てから判断したいです。

では、詳しく見ていきましょう!

セントラル硝子の株価と財務の情報を確認

まずはセントラル硝子の株価・財務の状況の確認ですね

セントラル硝子の株価指標

株価:2,910円

PER:13.1倍

PBR:0.62倍

時価総額:757億円

注:2025年5月29日のデータ

配当利回りと配当性向を確認

セントラル硝子の年間配当金は170円予定、株価は2,910円なので予想年間配当利回りは約5.8%です。

予想配当性向は約77%です。配当利回りは高く、予想配当性向も高いですね。

セントラル硝子の財務状況を見てみる

自己資本比率:57%

ROE:4.9%

ROA:2.8%

PBRは割安感がありますね。財務状況は自己資本比率は問題ないですね。

セントラル硝子(4044)とは

セントラル硝子株式会社はガラス製品・化学品を製造する企業です。

参照:セントラル硝子|Wikipedia

セントラル硝子の配当金について確認

セントラル硝子過去10年間の配当金推移を確認

セントラル硝子過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。

ここ最近の配当は据え置きでしたが、2023年3月期、2024年3月期は大きく増配していますね。2026年3月期は据え置き予定としていますね。

セントラル硝子の配当方針について

セントラル硝子の配当方針は「2025~2027年度の期間は1株当たりの配当170円を下限」としています。

下限を設定しているので、ある程度の安定配当に期待できますね。

参照:中期計画|セントラル硝子

セントラル硝子の配当権利日と支払い時期はいつ?

セントラル硝子は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算ですね

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

セントラル硝子の利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

セントラル硝子過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

2022年3月期は赤字で厳しかったですが、2023年3月期は固定資産の売却などによる特別利益の計上で最終利益が大きく増えていますね。今後の利益をしっかり確認したいですね。

セントラル硝子の株価チャートの動きを確認

セントラル硝子10年間の株価チャートの動きです。

株価2,900円あたりは過去の株価と比較すると安くはない位置ですね。高い配当利回りですが、利益がどうなるかを見ながら、じっくり判断したいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします