積水ハウス(1928)の配当金診断。連続増配推移で高めの利回り
勝手に配当金診断!
今回は大手住宅メーカーの積水ハウス(1928)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
積水ハウスの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしての積水ハウス株:★★★☆☆
年間配当利回りは高め、配当性向に大きな問題は無いです。連続増配当中・配当推移も良いですが、株価は過去と比較すると高いので下落したタイミングで狙いたいです。
では詳しく見ていきましょう!
積水ハウスの株価と財務の情報を確認
まずは積水ハウスの株価指標と財務状況を確認していきます。
積水ハウスの株価指標の確認
株価:3,334円
PER:10.6倍
PBR:1.23倍
時価総額:2兆2,100億円
注:2024年3月15日のデータ
積水ハウスの配当利回りと配当性向を確認
積水ハウスの年間配当金は125円予定、株価は3,334円なので年間配当利回りは約3.8%です。
予想配当性向は約40%です。配当利回りは高く、予想配当性向は大きくは問題ないですね。
積水ハウスの財務状況の確認
自己資本比率:52.3%
ROE:11.5%
ROA:6.0%
自己資本比率は問題ないですね。
積水ハウス(1928)とは
積水ハウスは住宅メーカーです。積水化学工業株式会社ハウス事業部を母体とし、積水ハウス産業株式会社(のちに積水ハウスに商号変更)を設立。現在は積水化学工業の連結対象からは外れています。
積水ハウスの配当金について確認
積水ハウスの過去10年間の配当金推移を確認
積水ハウスの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。
配当推移は良いですね。毎年増配しているので、このまま今後も増配するようだと長期保有したいですね。
積水ハウスの配当方針について
積水ハウスの配当方針は「中期的な平均配当性向を40%以上とするとともに機動的な自己株式取得を実施することで株主価値向上に努めます」としています。
予想配当性向と配当方針を考えると大きくは問題なさそうですね。しっかり還元するという感じですね。
積水ハウスの配当権利日と支払い時期はいつ?
積水ハウスは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。1月末が決算です。中々珍しい決算期ですね。
中間配当の権利日:7月末
中間配当の支払日:10月頃
期末配当の権利日:1月末
期末配当の支払日:4月頃
積水ハウスの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移
過去10年分の積水ハウスの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。
2021年1月期は減益でしたが、新型コロナの影響を考えると悪くはない感じですかね。2022年1月期以降は増益で、今後も利益が増えれば、配当もしっかり増えていきそうですね。
株価チャートの動きを確認
積水ハウスの10年間の株価チャートの動きです。
株価3,300円あたりは過去の株価と比較すると高い位置ですね。中々買いにくいですが利回りは高めなので、判断が難しそうです。2,000円あたりまで下がると買いやすさが出るので、そのあたりで狙いたい感じもありますね。
積水ハウスの株主優待制度
積水ハウスは株主優待制度を実施しています。
1,000株保有で魚沼産コシヒカリ5kgですね。1,000株保有というのは少額分散の投資家にはハードルが高いですね。配当狙いの私としては配当に回してもらいたいですね。
参照:株主優待|積水ハウス
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします