関電工(1942)の配当金診断。安定した推移で配当性向も問題なし

勝手に配当金診断!

今回は東京電力系の電気設備工事企業の関電工(1942)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

関電工の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての関電工株:★★☆☆☆

年間配当利回りはやや物足りないですが、これまでの配当・利益は安定しています。株価が上昇して過去と比較するとかなり高い位置なので、慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきましょう!

関電工の株価と財務の情報を確認

まずは関電工の株価指標と財務状況を確認していきます。

関電工の株価指標の確認

株価:2,135.5円

PER:15.2倍

PBR:1.27倍

時価総額:4,384億円

注:2024年11月1日のデータ

関電工の配当利回りと配当性向を確認

関電工の年間配当金は51円予定、株価は2,135.5円なので予想年間配当利回りは約2.4%です。

予想配当性向は約36%です。配当利回りやや物足りないですね、予想配当性向は問題ないですね。

関電工の財務状況の確認

自己資本比率:64.3%

ROE:7.9%

ROA:5.1%

自己資本比率は問題ないですね。

関電工(1942)とは

関電工は関東地方を中心に電気設備工事、リニューアル工事、電力工事などを行う総合設備企業です。もとは東京電力系の企業として設置され、今もつながりが深いです。

参照:関電工|Wikipedia

関電工の配当金について確認

関電工の過去10年間の配当金推移を確認

関電工の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当は据え置きが続いていましたが、2023年3月期、2024年3月期が増配、2025年3月期も増配予定なので、今後も増えていくようなら配当狙いで保有したいですね。

関電工の配当方針について

関電工の配当方針は「中間配当・期末配当の年 2 回の実施と安定配当の継続を基本としつつ、収益の向上による積極的な配当を実施」としています。

これまでの配当推移や現在の配当性向を考えると特に問題はなさそうですね。

参照:株主・投資家情報|関電工

関電工の配当権利日と支払い時期はいつ?

関電工は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

関電工の利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分の関電工の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益は安定していますね。ある程度の水準を維持できると配当も安定しそうですね。2024年3月期は利益が増えているので今後どうなるかしっかり見ていきたいですね。

株価チャートの動きを確認

関電工の10年間の株価チャートの動きです。

株価2,100円あたりは過去と比較するとかなり高い位置ですね。利回り的にも少し待ちたい感じがありますね。出来れば1,200円以下から狙いたいですが、現状ではそこまでは難しそうですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします