関電工(1942)の配当金診断。高めの利回り、配当性向も問題なし

勝手に配当金診断!

今回は東京電力系の電気設備工事企業の関電工(1942)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

関電工の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての関電工株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めで配当性向も問題ないです。これまでの配当・利益も安定しています。株価がやや上昇しているので、過去の株価と比較するとお得な感じが無いので慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきましょう!

関電工の株価と財務の情報を確認

まずは関電工の株価指標と財務状況を確認していきます。

関電工の株価指標の確認、割安感がありますね

株価:1,078円

PER:9.5倍

PBR:0.74倍

時価総額:2,213億円

注:2023年5月9日のデータ

関電工の配当利回りと配当性向を確認

関電工の年間配当金は35円予定、株価は1,078円なので予想年間配当利回りは約3.3%です。

予想配当性向は約31%です。配当利回りは高めで予想配当性向も問題ないですね。

関電工の財務状況の確認

自己資本比率:61.2%

ROE:7.1%

ROA:4.3%

株価の指標に割安感がありますね。自己資本比率は問題ないですね。

関電工(1942)とは

関電工は関東地方を中心に電気設備工事、リニューアル工事、電力工事などを行う総合設備企業です。もとは東京電力系の企業として設置され、今もつながりが深いです。

参照:関電工|Wikipedia

関電工の配当金について確認

関電工の過去10年間の配当金推移を確認

関電工の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当は据え置きが続いていましたが、2023年3月期が増配、2024年3月期も増配予定なので、今後も増えていくようなら配当狙いで保有したいですね。

関電工の配当方針について

関電工の配当方針は「中間配当・期末配当の年 2 回の実施と安定配当の継続を基本としつつ、収益の向上による積極的な配当を実施」としています。

具体的な数値はないですが、これまでの配当推移や現在の配当性向を考えると特に問題はなさそうですね。

参照:株主・投資家情報|関電工

関電工の配当権利日と支払い時期はいつ?

関電工は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

関電工の利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分の関電工の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

ここ何年かの利益は安定していますね。ある程度の水準を維持できると配当も安定しそうですね。2024年3月期は利益が増える予定なので今後どうなるかしっかり見ていきたいですね。

株価チャートの動きを確認

関電工の10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 関電工株価チャートより

株価1,100円あたりは安くはない位置ですね。利回り的に狙えそうな感じですが、株価に特別お得な感じは無いので慎重に狙いたい感じもありますね。出来れば800円あたりで狙いたい感じもあります。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします