アマノ(6436)の配当金診断。高めの利回りで安定配当期待だが配当性向高め

勝手に配当金診断!

今回はタイムレコーダー、就業システムを中心としたメーカーのアマノ(6436)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

アマノの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのアマノ株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めですが、予想配当性向が高いです。配当方針を見ると安定に期待が持てますが、株価は過去と比較すると高い位置なので慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきましょう!

アマノの株価と財務の情報を確認

まずはアマノの株価指標と財務状況を確認していきます。

アマノの株価指標の確認

株価:4,342円

PER:21.3倍

PBR:2.37倍

時価総額:3,328億円

注:2024年11月7日のデータ

アマノの配当利回りと配当性向を確認

アマノの年間配当金は145円予定、株価は4,342円なので年間配当利回りは約3.3%です。

予想配当性向は約71%です。高めの配当利回りですが、予想配当性向は高いですね。

アマノの財務状況の確認

自己資本比率:68.3%

ROE:10.1%

ROA:6.9%

財務状況は特に問題ないですね。

アマノとは

アマノ株式会社は、タイムレコーダーなど時間管理用機器・システムを中心としたメーカーです。タイムレコーダー、就業システム、駐車場ゲートシステム等、時間管理機器においてシェアを持ちます。

参照:アマノ|Wikipedia

アマノの配当金について確認

アマノの過去10年間の配当金推移を確認

アマノの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2021年3月期は減配していますが、その後は増配、2025年3月期も増配予定ですね。2021年3月期を除くと増配推移をしていますね。

アマノの配当方針について

アマノの配当方針は「連結での配当性向40%以上を基準に決定するものとし、純資産配当率2.5%以上、総還元性向55%以上を目標」としています。

方針を見ると、DOEも目標に設定しているのである程度の安定に期待も出来そうですね。予想配当性向が高いのは気になりますね。

参照:配当・株主還元|アマノ

アマノの配当権利日と支払い時期はいつ?

アマノは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

アマノの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のアマノの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2021年3月期は厳しくなりましたが、その後は増益、2025年3月期も増益見通しですね。利益が安定すれば配当も安定しそうですね。

株価チャートの動きを確認

アマノの10年間の株価チャートの動きです。

株価4,300円あたりは過去の株価と比較するとかなり高い位置ですね。利回りが高め、利益も増えて今後どうなるかを見ながら狙いたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします