アルフレッサ(2784)の配当金診断。増配推移、DOE目安で安定配当

勝手に配当金診断!

今回は医薬品卸最大手のアルフレッサホールディングス(2784)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

アルフレッサホールディングスの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのアルフレッサホールディングス株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めで、配当は増配推移です。配当方針でDOEを目安にしているので安定配当に期待が持てますが、利益が減少しているのは警戒するポイントです。

では詳しく見ていきましょう!

アルフレッサの株価と財務の情報を確認

まずはアルフレッサの株価指標と財務状況を確認していきます。

アルフレッサの株価指標の確認

株価:1,641円

PER:15.7倍

PBR:0.69倍

時価総額:3,329億円

注:2023年2月20日のデータ

アルフレッサの配当利回りと配当性向を確認

アルフレッサの年間配当金は57円予定、株価は1,641円なので年間配当利回りは約3.5%です。

予想配当性向は約54%です。配当利回りは高いですが、配当性向も高いですね。

アルフレッサの財務状況の確認

自己資本比率:33.5%

ROE:6.7%

ROA:2.2%

やや割安な感じですね。自己資本比率は少し低めですね。

アルフレッサホールディングス(2784)とは

アルフレッサホールディングスは医薬品卸の持株会社です。東京の福神と大阪のアズウェルが統合して誕生しました。株主にはエーザイや第一三共がいます。

参照:アルフレッサホールディングス|Wikipedia

アルフレッサの配当金について確認

アルフレッサの過去10年間の配当金推移を確認

アルフレッサの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当金は連続で増配していますね。長期保有を考えると増配銘柄はとても魅力的ですね。今後も増配が続くようだと保有したいですね。

アルフレッサの配当方針について

アルフレッサの配当方針は22-24中期経営計画にて「純資産配当率(DOE)2.4%以上」としています。

ここ数年のDOEは2.3%なので問題はなさそうですね。また、DOEが目安なので今後の配当も安定しそうですね。

参照:配当金・配当政策|アルフレッサホールディングス

アルフレッサの配当権利日と支払い時期はいつ?

アルフレッサは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

アルフレッサの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のアルフレッサの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益はやや減っていますね。医薬品関係は色々な事情が影響するので、ある程度不安定になるのは仕方がない部分は有るとはいえ、2023年3月期も厳しい予想なのは心配ですね。

株価チャートの動きを確認

アルフレッサの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 アルフレッサ株価チャートより

株価1,600円-1,700円あたりは結構安めの位置ですね。利回り的にも狙える感がありますが、利益が減少してるので警戒しながら狙っていきたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします