青山商事(8219)の配当金診断。不安定な配当推移だがかなり高い利回り

勝手に配当金診断!

今回は紳士服専門最大手の青山商事(8219)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

青山商事の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての青山商事株:★★★☆☆

年間配当利回りは高いですが、配当推移は不安定です。利益次第で大きく配当が変わる可能性があるので、安定配当狙いとしては注意して狙いたいです。

では、詳しく見ていきましょう!

青山商事の株価と財務の情報を確認

まず青山商事の株価と財務状況の確認ですね

青山商事の株価指標

株価:2,066円

PER:11倍

PBR:0.59倍

時価総額:1,041億円

注:2025年4月18日のデータ

青山商事の配当利回りと配当性向を確認

青山商事の年間配当金は127円予定、株価は2,066円なので予想年間配当利回りは約6.2%です。

予想配当性向は約68%です。高い配当利回りですね、予想配当性向は高めですね。

青山商事の財務状況を見てみる

自己資本比率:54.8%

ROE:5.9%

ROA:3.2%

PBRは割安な感じがありますね、自己資本比率は問題なさそうです。

青山商事(8219)とは

青山商事株式会社は、紳士服販売チェーン「洋服の青山」を展開する企業です。業界最大手です。

参照:青山商事|Wikipedia

青山商事の配当金について確認

青山商事過去10年間の配当金推移を確認

青山商事過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。

配当金は2019年3月期から大きく減らして2021年3月期は無配当ですね。2022年3月期からは回復していますが、まだ完全回復とは言えないですね。長期の配当狙いでは慎重に判断したいですね。

青山商事の配当方針はどうなっている?

青山商事の配当方針は「2025年3月期~2027年3月期は、連結における配当性向70%もしくは株主資本配当率(DOE)3%のいずれか高い方を採用」としています。

高い還元目安ですね。また、DOEも方針にあるので、方針の変更が無ければある程度の配当には期待できそうですね。

参照:中期経営計画|青山商事

青山商事の配当権利日と支払い時期はいつ?

青山商事は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算ですね

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

青山商事の利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

青山商事過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

利益は2019年3月から大きく減少しましたが、2022年3月期からは戻していますね。利益次第ではさらに配当が増える可能性がありそうなので、どうなるかしっかり見ていきたいですね。

青山商事の株価チャートの動きを確認

青山商事10年間の株価チャートの動きです。

株価2,100円あたりは過去の株価と比較すると安くないですが、高くもない位置ですね。2020年以降で見ると高い位置ですね。利益がどうなるかで配当が大きく変わるので慎重に狙いたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします