クボタ(6326)の配当金診断。高めの配当利回りで安定した配当推移
勝手に配当金診断!
今回は農業機械大手のクボタ(6326)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
クボタの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのクボタ株:★★★☆☆
配当利回りは高め、配当推移も安定しています。株価も安めの位置ですが、利益の状況を見ながら慎重に判断したいです。
では詳しく見ていきましょう!
クボタの株価と財務の情報を確認
クボタの株価指標と財務状況を確認していきます。
クボタの株価指標の確認
株価:1,600円
PER:9.4倍
PBR:0.74倍
時価総額:1兆8,414億円
注:2025年4月11日のデータ
クボタの配当利回りと配当性向を確認
クボタの年間配当金は50円、株価は1,600円なので年間配当利回りは約3.1%です。
予想配当性向は約29%です。配当利回りは高めですね。予想配当性向は問題なさそうです。
クボタの財務状況の確認
自己資本比率:41.2%
ROE:9.3%
ROA:3.8%
PBRは割安感がありますね、財務状況は問題なさそうです。
クボタ(6326)とは
クボタは産業機械(農業機械、建設機械など)、建築材料、鉄管、産業用ディーゼルエンジンのメーカーです。農機メーカーとして国内首位です。
クボタの配当金について確認
クボタの過去10年間の配当金推移を確認
クボタの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

ここ数年は増配続きで良い感じですね。配当が増えているというのは配当狙いの長期投資としては狙いたいポイントですね。2025年12月期は据え置き予定ですね。
クボタの配当方針について
クボタの配当方針は「安定的な配当の維持及び向上を利益配分に関する基本方針 」としています。
これまでの配当推移を考えるとある程度の配当に安心感はありますね。2020年12月期も少し利益が減りましたが配当を維持しているので安定配当に気を付けている印象ですね。
クボタの配当権利日と支払い時期はいつ?
クボタは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算です。
中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃
期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃
クボタの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移
過去10年分のクボタの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益は2023年12月期に大きく増えて、2024年12月期は減少、2025年12月期も減る予想ですね。大きく増えたことを考えると、そこまで大きな問題ではなさそうですが注意はしたいですね。
株価チャートの動きを確認
クボタの10年間の株価チャートの動きです。

株価1,600円あたりは安めの位置ですね。配当利回り的にも十分に狙えそうな感じですが、利益の状況なども見ながら慎重に判断したいですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします