アマダ(6113)の配当金診断。配当増配推移で高い利回り

勝手に配当金診断!

今回は金属加工機械大手のアマダ(6113)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

アマダの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのアマダ株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めですが、配当性向は方針的にやや高めです。利益が回復して配当も回復していますが、長期の配当狙いとしては慎重に見ていきたいです。

では詳しく見ていきましょう!

アマダの株価と財務の情報を確認

まずはアマダの株価指標と財務状況を確認していきます。

アマダの株価指標の確認

株価:1,457.5円

PER:12.9倍

PBR:0.95倍

時価総額:5,234億円

注:2023年11月20日のデータ

アマダの配当利回りと配当性向を確認

アマダの年間配当金は57円予定、株価は1,457.5円なので年間配当利回りは約3.9%です。

予想配当性向は約50%です。配当利回りは高いですが、予想配当性向も高めですね。

アマダの財務状況の確認

自己資本比率:78.6%

ROE:6.5%

ROA:5.1%

指標は割安ですね。自己資本比率は高くて問題ないですね。

アマダ(6113)とは

金属加工機械を製造販売するメーカーです。2020年4月1日にアマダホールディングスから現在のアマダに商号を変更しています。

アマダの配当金について確認

アマダの過去10年間の配当金推移を確認

アマダの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2021年3月期は減配で中々厳しい感じですね。2022年3月期は回復、2023年3月期も更に回復していますが、長期の安定配当狙いとしては慎重に見ていきたいですね。

アマダの配当方針について

アマダの配当方針は「今後の事業展開に備えた内部留保の充実を図りつつ、適正な利益配分を継続的に実施することを基本とし、配当性向50%程度を目安に安定的に行うこと 」としています。

やや高めの配当性向方針ですね。

参照:株主のメリット – 株式会社アマダ

アマダの配当権利日と支払い時期はいつ?

アマダは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

アマダの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

アマダ過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2020年3月期、2021年3月期とやや厳しい利益でしたが、2022年3月期は利益が戻り、2023年3月期もさらに利益が増えており良い感じですね。

株価チャートの動きを確認

アマダの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 アマダ株価チャートより

株価1,500円あたりは高い位置ですね。利回り的には狙えそうですが、利益がどうなるかも含めて慎重に見ていきたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします