ブリヂストン(5108)の配当金診断。高い利回りだが株価が高く慎重に判断したい
勝手に配当金診断!
今回はタイヤ世界大手企業のブリヂストン(5108)の配当金推移と今後の配当について考えてみました。
ブリヂストンの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのブリヂストン株:★★★☆☆
高い年間配当利回りですが、配当性向も高めです。2020年12月期に減配しているのは気になりますが、それ以外は悪くないです。株価が高い位置なので慎重に判断していきたいです。
では詳しく見ていきましょう!
ブリヂストンの株価と財務の情報を確認
まずはブリヂストンの株価指標と財務状況の確認ですね。特に長期保有では財務を確認しておくことはとても重要ですね。
ブリヂストンの株価情報を確認
株価:5,950円
PER:16.1倍
PBR:1.09倍
時価総額:4兆2,465億円
注:2025年2月21日のデータ
ブリヂストンの配当利回りと配当性向を確認
ブリヂストンの年間配当金は230円予定、株価は5,950円なので年間配当利回りは約3.9%です。
予想配当性向は約62%です。配当利回りは高いですが、予想配当性向も高めですね。
ブリヂストンの財務状況
自己資本比率:65.2%
ROE:7.6%
ROA:5.0%
特に割安な感じは無いですね、自己資本比率は問題なさそうですね。
ブリヂストン(5108)とは
主に車両用のタイヤを生産するメーカーで世界でも有名な企業ですね。スポーツ関係、自転車用など多角化していますがメインはタイヤです。
ブリヂストンの配当金について確認
ブリヂストンの過去10年間の配当金推移を確認
ブリヂストンの10年間の配当金の推移をグラフで確認していきます。

2020年12月期は新型コロナウイルスの影響もあり減配していますが、それ以外は増配していることが多いですね。2020年12月期は仕方がない部分もあるので、今後どうなるかしっかり確認ですね。
ブリヂストンの配当方針について
ブリヂストンの配当方針は「連結配当性向50%を目安に、安定的且つ継続的な配当額の向上に努める」としています。
2020年12月期は、赤字でも一定の配当は出したという感じですね。安定配当にも気を付けている印象を受けますね。
ブリヂストンの配当権利日と支払い時期はいつ?
ブリヂストンは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算です。
中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃
期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃
ブリヂストンの利益推移と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移グラフ
ブリヂストンの10年間の利益の推移をグラフにしてみました。

2020年12月期は一旦置いといても、営業利益が年々減少していたのは気になりますね。2021年12月期の純利益は大きく伸びて、営業利益も回復。その後も悪くはない推移ですね。
株価チャートの動きを確認
ブリヂストン10年間の株価チャートの動きです。

株価6,000円あたりは過去の株価と比較すると高い位置ですね。利回り的には狙えそうですが、過去の株価を考えると、5,000円以上では慎重に判断したい感じですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします