トーヨータイヤ(TOYO TIRES)(5105)の配当金診断。減配予定も高めの利回り

勝手に配当金診断!

今回はタイヤ大手のトーヨータイヤ(TOYO TIRES)(5105)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

トーヨータイヤ(TOYO TIRES)の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのトーヨータイヤ株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めで、配当性向も問題ないです。大きく増配しましたが、減配予定としており、安定配当狙いとしては慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきましょう!

トーヨータイヤの株価と財務の情報を確認

まずはトーヨータイヤの株価指標と財務状況の確認ですね。特に長期保有では財務を確認しておくことはとても重要ですね。

トーヨータイヤの株価指標を確認

株価:1,612円

PER:8.6倍

PBR:0.77倍

時価総額:2,484億円

注:2023年2月28日のデータ

トーヨータイヤの配当利回りと配当性向を確認

トーヨータイヤの年間配当金は55円予定、株価は1,612円なので年間配当利回りは約3.4%です。

予想配当性向は約29%。配当利回りは高め、予想配当性向も問題ないですね。

トーヨータイヤの財務状況を確認

自己資本比率:53.5%

ROE:15%

ROA:8%

指標は割安、自己資本比率も問題無い感じですね。

トーヨータイヤ(5105)とは

TOYO TIRE株式会社は社名にもあるタイヤや自動車部品等のメーカーですね。2019年1月1日に東洋ゴム工業株式会社から商号を変更しています。法人名はTOYO TIREで、ブランド名はTOYO TIRESです。

参照:TOYO TIRE |Wikipedia

トーヨータイヤの配当金について確認

トーヨータイヤの過去10年間の配当金推移を確認

トーヨータイヤ10年間の配当金推移をグラフで確認していきます。

配当は据え置きが続いていましたが、2021年12月期は大きく増配、2022年12月期も増配。しかし、2023年12月期は減配予定なので慎重に見ていきたいですね。

トーヨータイヤの配当方針について

トーヨータイヤの配当方針は「中期経営計画の期間中(2021年~2025年)の連結配当性向を30%以上の水準」としています。

以前は安定と言う印象ですが、ここ数年は業績連動を意識している感じにも見えますね。

参照:中期経営計画|TOYO TIRES(トーヨータイヤ)企業サイト

トーヨータイヤの配当権利日と支払い時期はいつ?

トーヨータイヤは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算です。

中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃

期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃

トーヨータイヤの利益推移と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移グラフ

トーヨータイヤ10年間の利益の推移をグラフにしてみました。

利益はバラつきがありますね。結構厳しい感じでしたが、2021年12月期は大きく増益、2022年12月期は営業減益ですが純利益は増えたので増配と言う感じですね。2023年12月期は営業利益は増える予想ですが、純利益が減る予想なので減配予定という感じですね。

株価チャートの動きを確認

下記はトーヨータイヤ10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 TOYO TIRE株価チャートより

株価1,600円あたりは安めですが、ものすごく安くは無いですね。配当利回り的にはまだまだ狙えそうですが、減配予定なので安定配当狙いの場合は、慎重に判断したいですね。

トーヨータイヤの株主優待制度(廃止)

トーヨータイヤは株主優待で自社タイヤを購入するとクオカードがもらえるのを実施していました。2021年12月を最後に廃止しています。配当に期待ですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします