勝手に配当金診断!
今回はタイヤ国内3位の横浜ゴム(5101)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
横浜ゴムの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしての横浜ゴム株:★★★☆☆
年間配当利回りは高めで配当推移も問題ないです。配当性向が上昇しますが、ある程度は仕方ない部分もあります。配当を維持する予定を評価ですね。
では詳しく見ていきましょう!
横浜ゴム(5101)とは
横浜ゴムは古河グループのタイヤ・ゴムメーカーです。2016年度のタイヤ販売額シェアで日本国内第三位、世界では第八位です。ヨコハマタイヤのブランド名で有名ですね。
横浜ゴムの株価と財務の情報を確認していきます
まずは現在の横浜ゴムの株価指標と財務状況の確認ですね。特に長期保有では財務を確認しておくことはとても重要ですね!
横浜ゴムの株価指標を確認。ゴム製品という業種もあり割安!
株価:1,707円
PER:14.8倍
PBR:0.71倍
時価総額:2,894億円
注:2021年1月21日のデータ
横浜ゴムの財務状況
自己資本比率:44.9%
ROE:10.9%
ROA:4.9%
やや自己資本比率が気になりますが大きな問題はないですね。割安感がありますね。
横浜ゴムの配当金について確認
横浜ゴムの過去10年間の配当金推移を確認
横浜ゴムの10年間の配当金の推移をグラフで確認していきます。

配当は毎年増えているというわけではないですね。たまに増えてそれをキープするって感じですね。減っていないのは良いです。2020年12月期は一旦配当を未定にしましたが、今は維持する予定ですね!
横浜ゴムの配当利回りと配当性向を確認してみた
横浜ゴムの年間配当金は64円、株価は1,707円なので予想年間配当利回りは約3.8%です。
予想配当性向は約56%。配当をキープする予定なのは良いですが、配当性向は高いですね。
横浜ゴムの配当方針について
横浜ゴムの配当方針は「安定した配当を継続すること」としています。
具体的な数値目標は無く、配当性向が高くなる予想ですが、配当を維持する予定ですね。2020年12月期は仕方ない部分が大きいので、ここで減配せず耐えるというのは長期配当狙いとしては良いですね!
横浜ゴムの配当権利日と支払い時期
横浜ゴムは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算です。
中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃
期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃
横浜ゴムの利益推移と株価チャートの動きを確認していきます
営業利益と当期純利益の推移グラフ
横浜ゴムの10年間の利益の推移をグラフにしてみました。

ここ数年の業績は大きく下落していないものの、上昇もしていないですね。ある程度安定しているという見方も出来るかもしれないですね。2020年12月期はかなり悪化する予想ですが、当初よりは悪くない予定ですね。ある程度仕方ない部分があるので2021年12月期にどこまで戻るかがポイントですね
株価チャートの動きを確認
横浜ゴム10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 横浜ゴム株価チャートより
株価は新型コロナウイルスの影響でかなり下落しましたね。タイヤ事業を行っているので業績に結構影響が出るだろうと考えられて下落している感じですね。配当は減配していないので、利益がしっかり戻れば結構おいしそうな感じですね。もちろん、利益が戻らず配当が減ることになれば1,000円以下の可能性もゼロではないので注意しながらですかね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします