セントラル硝子(4044)の配当金診断。増配当推移で高い利回り、利益は不安定な推移
勝手に配当金診断!
今回はガラス製品・化学品を製造するセントラル硝子(4044)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
セントラル硝子の配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのセントラル硝子株:★★★☆☆
高い年間配当利回りですが、利益は気になる推移です。株価も高い位置なので、今後の利益・配当がどうなるかをしっかり見てから判断したいです。
では、詳しく見ていきましょう!
セントラル硝子の株価と財務の情報を確認
まずはセントラル硝子の株価・財務の状況の確認ですね
セントラル硝子の株価指標
株価:3,775円
PER:9.4倍
PBR:0.81倍
時価総額:982億円
注:2024年6月27日のデータ
配当利回りと配当性向を確認
セントラル硝子の年間配当金は170円予定、株価は3,775円なので予想年間配当利回りは約4.5%です。
予想配当性向は約42%です。配当利回りは高く、予想配当性向は少し気になる感じですね。
セントラル硝子の財務状況を見てみる
自己資本比率:53.6%
ROE:10.9%
ROA:5.8%
割安感がありますね。財務状況は自己資本比率は問題ないですね 。
セントラル硝子(4044)とは
セントラル硝子株式会社はガラス製品・化学品を製造する企業です。
セントラル硝子の配当金について確認
セントラル硝子過去10年間の配当金推移を確認
セントラル硝子過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。
ここ最近の配当は据え置きでしたが、2023年3月期、2024年3月期は大きく増配していますね。
セントラル硝子の配当方針について
セントラル硝子の配当方針は「中期計画(2022年度 ~ 2024年年度)の期間中、株主総還元性向30%以上を目標」、「2025年3月期のDOE目標を3.6%」としています。
DOEも目安にしているのである程度の安定配当に期待できますね。
参照:中期計画|セントラル硝子
セントラル硝子の配当権利日と支払い時期はいつ?
セントラル硝子は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算ですね
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
セントラル硝子の利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移
セントラル硝子過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。
2022年3月期は赤字で厳しかったですが、2023年3月期は固定資産の売却などによる特別利益の計上で最終利益が大きく増えていますね。今後の利益をしっかり見たいですね。
セントラル硝子の株価チャートの動きを確認
セントラル硝子10年間の株価チャートの動きです。
株価3,800円あたりは過去の株価と比較すると高い位置ですね。高い配当利回りですが、過去の株価を考えると買いにくさもあるので、じっくり判断したいですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします