野村不動産ホールディングス(3231)の配当金診断。連続増配推移で高利回り

勝手に配当金診断!

今回は総合不動産大手の野村不動産ホールディングス(3231)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

野村不動産ホールディングスの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての野村不動産ホールディングス株:★★★☆☆

年間配当利回りは高く、予想配当性向も問題ないです。利益は安定、配当金は増配しており良い感じですが、株価は過去と比較して高い位置なので慎重に行きたいです。

では詳しく見ていきましょう!

野村不動産ホールディングスの株価と財務の情報を確認

まずは野村不動産ホールディングスの株価指標と財務状況を確認していきます。

野村不動産ホールディングスの株価指標の確認

株価:3,554円

PER:9.5倍

PBR:0.93倍

時価総額:6,508億円

注:2023年8月25日のデータ

野村不動産ホールディングスの配当利回りと配当性向を確認

野村不動産ホールディングスの年間配当金は130円予定、株価は3,554円なので予想年間配当利回りは約3.7%です。

予想配当性向は約35%です。配当利回りは高く、予想配当性向も問題ないですね

野村不動産ホールディングスの財務状況の確認

自己資本比率:31.8%

ROE:9.7%

ROA:3.1%

指標に割安感がありますが、業種を考えるとものすごく割安という感じでもないですね。

野村不動産ホールディングス(3231)とは

野村不動産ホールディングスは、傘下に野村不動産などを持つ持株会社です。

参照:野村不動産ホールディングス|Wikipedia

野村不動産ホールディングスの配当金について確認

野村不動産ホールディングスの過去10年間の配当金推移を確認

野村不動産ホールディングスの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当金の推移は良い感じですね。毎年増配しているので、長期の配当狙いではこのような銘柄を保有したくなりますね。

野村不動産ホールディングスの配当方針について

野村不動産ホールディングスの配当方針は中期経営計画にて「総還元性向を40%~50%程度にする」としています。

自己株式の取得も行っており、問題ない水準ですね。

参照:配当情報|野村不動産グループ

野村不動産ホールディングスの配当権利日と支払い時期はいつ?

野村不動産ホールディングスは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

野村不動産ホールディングスの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分の野村不動産ホールディングスの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益は結構安定して推移していますね。 このまま利益が安定すれば配当も安定しそうですね。

株価チャートの動きを確認

野村不動産ホールディングスの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 野村不動産ホールディングス株価チャートより

株価は3,600円あたりは高い位置ですね。利回り的には狙えそうですが、出来れば2,500円以下で保有できるとおいしそうですね。現状だと慎重に行きたい感じが強いですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします