中電工(1941)の配当金診断。DOE目安で安定した配当推移、高めの配当利回り

勝手に配当金診断!

今回は中国電力系の電気工事主体の中電工(1941)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

中電工の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての中電工株:★★★☆☆

高めの年間配当利回りでDOEを目安にしているので、配当は安定しています。株価は高めの位置で利益の動きがやや気になるので慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきましょう!

中電工の株価と財務の情報を確認

まずは中電工の株価指標と財務状況を確認していきます。

中電工の株価指標の確認

株価:3,360円

PER:11.5倍

PBR:0.8倍

時価総額:1,953億円

注:2025年5月2日のデータ

中電工の配当利回りと配当性向を確認

中電工の年間配当金は130円予定、株価は3,360円なので年間配当利回りは約3.9%です。

予想配当性向は約45%です。高い配当利回りですが、予想配当性向も高めですね。

中電工の財務状況の確認

自己資本比率:77.1%

ROE:8.8%

ROA:6.8%

PBRは割安感がありますね。自己資本比率は問題ないですね。

中電工(1941)とは

中電工は中国電力系の設備工事会社です。1990年に中国電気工事株式会社から株式会社中電工に変更しています。中国5県を中心に全国で活動しています

参照:中電工|Wikipedia

中電工の配当金について確認

中電工の過去10年間の配当金推移を確認

中電工の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当は据え置きが続いていましたが、2025年3月期は増配、2026年3月期も増配予定ですね。今後も減らずに安定、増えるようなら配当狙いで保有したいですね。

中電工の配当方針について

中電工の配当方針は「DOE(連結株主資本配当率)3%を目処に配当を行う」としています。

DOE目安なので安定に期待が持てますね。DOE2.7%目安から3%目安にしたので増配しているという感じですね。

参照:株主・株式情報|中電工

中電工の配当権利日と支払い時期はいつ?

中電工は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

中電工の利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分の中電工の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2023年3月期の純利益は赤字になりましたが、2025年3月期は大きく増えていますね。2026年3月期も良さそうなので、今後どうなるか確認していきたいですね。

株価チャートの動きを確認

中電工の10年間の株価チャートの動きです。

株価3,400円あたりは過去の株価と比較すると高い位置ですね。配当利回り的には十分狙えそうですが、株価が高い位置なので注意しながら狙いたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします