パナソニック(Panasonic)(6752)の配当金診断。利回りはやや物足りないか

勝手に配当金診断!

今回は総合家電で国内首位のパナソニック(6752)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

パナソニックの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのパナソニック株:★★☆☆☆

年間配当利回りは、やや物足りない感じです。安定配当狙いとしてはしばらくは様子を見たい感じがあります。

では詳しく見ていきましょう!

パナソニックの株価と財務情報を確認

まずはパナソニックの株価指標と財務状況です!現状をしっかり確認していきます。

パナソニックの株価指標の確認

株価:1,467.5円

PER:7.4倍

PBR:0.82倍

時価総額:3兆6,016億円

注:2024年3月21日のデータ

パナソニックの配当利回りと配当性向を確認

パナソニックの年間配当金は35円、株価は1,467.5円なので年間配当利回りは約2.4%です。

予想配当性向は約18%です。配当利回りは物足りないですね。配当性向は問題なさそうです。

パナソニックの財務状況の確認

自己資本比率:46.9%

ROE:6.4%

ROA:3.0%

割安感がありますね、自己資本比率は問題無いですね。

パナソニック(6752)とは

パナソニックは国内電機業界で売上高3位の電機メーカーです。白物家電などのエレクトロニクス分野をはじめ、住宅分野や車載分野なども手掛けています。

参照:パナソニック|Wikipedia

パナソニックの配当金について確認

パナソニックの配当金推移を確認

パナソニックの配当金がどのように推移しているのかグラフにして見ました。

過去に赤字となった時は、配当を無配にしていますね。ここ最近の配当は比較的安定していましたが、2021年3月期は減配、2022年3月期は戻っていますね。業績に連動する印象も受けますね。

パナソニックの配当方針について

パナソニックの配当方針は「連結配当性向30%を目安に、安定的かつ継続的な配当」としています。

2021年3月期は利益が減ったので配当も減らしているという感じですね。予想配当性向を見るとさらに増配する期待もありそうですね。

参照:配当金|Panasonic

パナソニックの配当権利日と支払い時期はいつ?

パナソニックは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

パナソニックの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

パナソニック過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益はやや不安定ですね。2020年3月期、2021年3月期は下落していましたが、2022年3月期は回復。2024年3月期も好調な予想ですね。これからどうなるかしっかり確認したいですね。

株価チャートの動きを確認

下記はパナソニック10年間の株価チャートの動きです。

株価1,500円辺りは安くはない位置ですね。配当利回りを考えても1,000円あたりで保有したいですね。1,000円あたりで保有して配当が維持されるならおいしくなりそうですが、現状では安定配当狙いとしては慎重に見ていきたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします