エプソン(EPSON)(6724)の配当金診断。安定した配当推移で高めの利回り
勝手に配当金診断!
今回はインクジェットプリンターで国内首位クラスのエプソン(6724)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
エプソンの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのエプソン株:★★★☆☆
年間配当利回りは合格ラインで、安定した配当推移です。株価は高い位置なので、利益の状況をしっかり確認しながら、株価が下落した時に狙いたいですね。
では詳しく見ていきましょう!
エプソンの株価と財務情報を確認
まずはエプソンの株価指標と財務状況を確認していきます。
エプソンの株価指標の確認
株価:2,651.5円
PER:16.1倍
PBR:1.03倍
時価総額:1兆209億円
注:2024年10月1日のデータ
エプソンの配当利回りと配当性向を確認
エプソンの年間配当金は74円予定、株価は2,651.5円なので予想年間配当利回りは約2.8%です。
予想配当性向は約45%です、配当利回りは合格ラインで、予想配当性向は高めですね。
エプソンの財務状況の確認
自己資本比率:57.5%
ROE:6.2%
ROA:3.6%
株価指標は特に目立つ感じは無いですね。財務状況も特に問題は無さそうです。
エプソン(6724)とは
エプソン(EPSON)は正式名称がセイコーエプソンですね。プリンター、プロジェクタ、パソコンなどの製造をしている機器メーカーですね。
エプソンの配当金について確認
エプソンの過去10年間の配当金推移を確認
エプソンの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。
2023年3月期は創立80周年の記念配当が10円。2024年3月期は記念配当込みで増配ですね。それまでは年間62円で据え置きで推移していますね。減っていないのは良いですね。
エプソンの配当方針について
エプソンの配当方針は「中期的には連結配当性向40%程度を目標」としています。
配当性向が高めの時もあり、安定配当に気を付けている感じがありますね。とりあえず減配する可能性は低そうですが、利益をよく見ていきたいですね。
参照:株主還元|エプソン
エプソンの配当権利日と支払い時期はいつ?
エプソンは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
エプソンの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移
エプソン過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。
2020年3月期の利益はかなり落ちましたね。2021年3月期はやや回復して、2022年3月期は大きく回復していますが、今後の利益がどうなるかしっかり確認したいですね。
株価の動きを確認
下記はエプソン10年間の株価の動きです。
株価2,700円あたりは高い位置ですね。最安は1,000円あたりと考えると2,000円以下で狙いたい感じはありますね。あくまでも配当が減らない前提とした場合ですが。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします