TOKAI(3167)の配当金診断。安定推移・積極還元で高めの利回り

勝手に配当金診断!

今回はエネルギー関連事業・CATV事業を行うTOKAIホールディングス(3167)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

TOKAIホールディングスの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのTOKAIホールディングス株:★★★☆☆

年間配当利回りは高く、配当推移も良好です。やや高めの配当方針ですが、利益を確認しながら株価が下落した時に狙いたい銘柄の一つです。

では詳しく見ていきましょう!

TOKAIホールディングスの株価と財務の情報を確認

まずは株価と財務状況の確認していきます。長期保有が前提とはいえ、現状をしっかり把握していきます。

TOKAIホールディングスの株価指標は割安

株価:885円

PER:13.6倍

PBR:1.44倍

時価総額:1,236億円

注:2023年5月22日のデータ

TOKAIホールディングスの配当利回りと配当性向を確認

TOKAIホールディングスの年間配当金は32円予定、株価は885円なので予想年間配当利回りは約3.6%です

予想配当性向は約49%です。配当利回りは高いですが、予想配当性向も高めですね。

TOKAIホールディングスの財務データ

自己資本比率:41.5%

ROE:8.1%

ROA:3.3%

割安感・割高感は特にないですね。自己資本比率も大きくは問題なさそうです。

TOKAIホールディングス(3167)とは

TOKAIホールディングス株式会社は、エネルギー関連事業を行っている株式会社TOKAIと、ケーブルテレビやインターネット接続サービスなどの事業を行っているTOKAIコミュニケーションズ(旧称:ビック東海)が、株式移転による経営統合を行ったことで設立されました。

参照:TOKAIホールディングス|Wikipedia

TOKAIホールディングスの配当金について確認

TOKAIホールディングスの過去10年分の配当金推移を確認

過去10年分のTOKAIホールディングスの配当金がどうなっているのか確認していきます。

配当はたまに増配しながら据え置くのが続いていますね。減配しておらず、定期的に増配するのは長期の安定配当狙いとしては魅力的ですね。

TOKAIホールディングスの配当方針について

TOKAIホールディングスの配当方針は中期経営計画(~2024年度)にて「連結配当性向40%~50%」としています。

やや高めの還元方針で、過去の配当や配当性向をみても安定と利益還元に力を入れている感じがしますね。

参照:株主還元(配当・優待)|TOKAIホールディングス

TOKAIホールディングスの配当権利日と支払い時期はいつ?

TOKAIホールディングスは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算ですね

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

TOKAIホールディングスの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移グラフ

TOKAIホールディングス過去10年の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

利益の推移は割と安定しながら増えている感じですが、2023年3月期はやや減っている印象を受けるので、今後どうなるかしっかり見ていきたいですね。

株価チャートの動きを確認

TOKAIホールディングス10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 TOKAIホールディングス株価チャートより

株価900円あたりは、ここ数年で見ると安くもなく、高くもなくと言った感じですね。利回り的にも十分狙えそうで、株価も比較的買いやすいので、ある程度下落したら買い増しも視野に入れて狙いたいですね。ただし、下落して買うときは、下落した理由をしっかり確認しておきたいですね。

株主優待について

TOKAIホールディングスは株主優待も実施しています。

色々な商品から選択することができます。例えば、100株保有でQUOカード500円分ですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします