エクセディ(7278)の配当金診断。高めの利回りだが利益推移と配当性向が気になる

勝手に配当金診断!

今回はアイシン系のエクセディ(7278)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

エクセディの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのエクセディ株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めですが、配当推移や利益推移が気になります。ここ数年で見ると株価は高めの位置なので、配当がある程度維持できるかをしっかり見極めて狙いたいです。

では詳しく見ていきましょう!

エクセディの株価と財務の情報を確認

まずはエクセディの株価指標と財務状況を確認していきます。

エクセディの株価指標の確認

株価:3,115円

PER:14.1倍

PBR:0.64倍

時価総額:1,514億円

注:2024年7月12日のデータ

エクセディの配当利回りと配当性向を確認

エクセディの年間配当金は120円、株価は3,115円なので予想年間配当利回りは約3.9%です。

予想配当性向は約54%です。配当利回りは高めですが、予想配当性向も高めです。

エクセディの財務状況の確認

自己資本比率:67.9%

ROE:—

ROA:—

自己資本比率は問題ないですね。

エクセディ(7278)とは

エクセディはアイシン系の自動車部品メーカです。主に自動車のクラッチとトルクコンバーターなどを製造しています。

参照:エクセディ|Wikipedia

エクセディの配当金について確認

エクセディの過去10年間の配当金推移を確認

エクセディの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2021年3月期は減配、2022年3月期は回復していますね。2024年3月期は増配していますが、長期保有の配当狙いという点で考えると慎重に判断したいですね。

エクセディの配当方針について

エクセディの配当方針は「適正な利益還元を行うと同時に、内部留保を確保することを基本方針」としています。

これまでの配当を見ると比較的安定に気を付けている感じですが、判断が難しいですね。

エクセディの配当権利日と支払い時期はいつ?

エクセディは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

エクセディの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のエクセディの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2021年3月期は利益がかなり下落していますね。2022年3月期は持ち直していますが、2024年3月期は赤字なので、今後どうなるのか、しっかり確認したいですね。

株価チャートの動きを確認

エクセディの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 エクセディ株価チャートより

株価3,100円あたりは、過去と比較すると高くは無いですが、ここ数年で見ると高い位置ですね。利回り的には狙えそうですが、利益の推移が気になる感じなので慎重に判断したいですね。

株主優待制度

エクセディは株主優待を実施しています。100株以上、1年以上保有で3,000円相当のWEBカタログギフトですね。中々よさそうですが、個人的には配当の方がと言う気持ちです。

参照:株主優待制度|株式会社エクセディ

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします