メイテックG(9744)の配当金診断。かなり高い利回り・高めの還元方針

勝手に配当金診断!

今回は技術者派遣企業のメイテック(9744)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

メイテックの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのメイテック株:★★★☆☆

年間配当利回りは高いです。高めの還元方針でDOEも目安にしていますが、高い配当性向なのは注意したいですね。

では詳しく見ていきましょう!

メイテックの株価と財務の情報を確認

まずはメイテックの株価指標と財務状況を確認していきます。

メイテックの株価指標確認

株価:2,827円

PER:18.3倍

PBR:4.56倍

時価総額:2,205億円

注:2024年11月29日のデータ

メイテックの配当利回りと配当性向を確認

メイテックの年間配当金は185円予定、株価は2,827円なので予想年間配当利回りは約6.5%です。

予想配当性向は約120%です。かなり高い配当利回りですが、予想配当性向もかなり高いですね。

メイテックの財務状況の確認

自己資本比率:54.4%

ROE:25.8%

ROA:14%

PBRは割高ですね、自己資本比率は問題なさそうです。

メイテック(9744)とは

メイテックは技術者を派遣する企業です。売上げのほとんどが派遣事業を含むエンジニアリングソリューション事業ですね。

参照:メイテック|Wikipedia

メイテックの配当金について確認

メイテックの過去10年間の配当金推移を確認

メイテックの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2021年3月期に少し減配、2025年3月期は記念配当が30円ありますが、それを除いても大きく増配予定としていますね。業績に連動する印象も受け、記念配当がどうなるか配当性向の高さなどに注意したいですね。

メイテックの配当方針について

メイテックの配当方針は「配当性向50%以上を原則、配当の最低水準は連結株主資本配当率(DOE)5%とする」としています。

DOEも目安に入れ、高めの配当性向を基準としていますね。

参照:株主還元・配当|メイテック

メイテックの配当権利日と支払い時期はいつ?

メイテックは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

メイテックの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のメイテックの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益の推移は2021年3月期を除くと良さそうな感じですね。2023年3月期は大きく増益でしたが、2024年3月期、2025年3月期の予定では落ち着いている感じなので、今後の利益がどうなるか確認したいですね。

株価チャートの動きを確認

メイテックの10年間の株価チャートの動きです。

株価2,800円あたりは過去と比較すると高い位置ですね。利回り的にはかなりおいしいですが、少し買いにくい感じもあります。長期的には株価が上昇しているので、どこかで狙いたい感じもありますね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします