SUBARU(スバル)(7270)の配当金診断。更なる利益と配当の回復に期待

勝手に配当金診断!

今回は北米など海外で高評価の自動車メーカーSUBARU(7270)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

SUBARUの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのSUBARU株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めですが、配当推移は良くないため、かなり狙いにくいです。しかし、配当が戻ればかなりおいしくなる可能性もありそうです。

では詳しく見ていきます!

SUBARUの株価と財務の情報を確認

まずはSUBARUの株価指標と財務状況を確認していきます。

SUBARUの株価指標を確認

株価:2,236円

PER:8.2倍

PBR:0.84倍

時価総額:1兆7,199億円

注:2022年12月2日のデータ

SUBARUの配当利回りと配当性向を確認

SUBARUの年間配当金は76円予定、株価は2,236円なので年間配当利回りは約3.4%ですね。

予想配当性向は約28%です。配当利回りは高め、予想配当性向は問題ないですね。

SUBARUの財務データを確認

自己資本比率:52.4%

ROE:3.4%

ROA:1.8%

指標は割安感がありますね。自己資本比率は問題ないですね。

SUBARU(7270)とは

SUBARUはかつては富士重工株式会社という名前で、主に自動車などを製造する重工業の会社ですね。元々、SUBARUはブランド名ですね。

参照:SUBARU|Wikipedia

SUBARUの配当金について確認

SUBARUの過去10年分の配当金推移を確認

下記はSUBARUの10年分の配当金の推移グラフです。

2020年3月期に減配、2021年3月期はさらに減配で厳しい感じです。2023年3月期は回復予定ですが、まだまだ厳しい感じなので配当狙いとしては慎重にいきたいですね。

SUBARUの配当方針について

SUBARUの配当方針は「業績、投資計画、経営環境を勘案しながら、継続的かつ安定的な配当を基本としつつ、業績連動の考え方を取り入れる」としています。

配当性向は以前と比べると低くなってきたので、ここからの配当復活に期待ですね。

参照:株主還元|株式会社SUBARU

SUBARUの配当権利日と支払い時期はいつ?

SUBARUは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

SUBARUの利益推移と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移グラフ

過去10年分のSUBARUの営業利益と純利益の推移をグラフにしてみました。

利益は2016年3月期をピークに毎年減少していますね。2022年3月期はやや持ち直す予定でしたが、持ち直せず、2023年3月期は大きく回復予定なので、しっかり確認したいですね。

SUBARUの株価チャートの動きを確認

下記はSUBARU10年間の株価の動きです。

参照:SBI証券 SUBARU株価チャートより

株価2,200円当たりは安めですが、利益の推移を考えると慎重に判断したいですね。配当がさらに戻ればかなり美味しくなりそうですが、まだまだ現時点では慌てずに見ていきたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします