SUBARU(スバル)(7270)の配当金診断。更なる配当の回復に期待

勝手に配当金診断!

今回は北米など海外で高評価の自動車メーカーSUBARU(7270)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

SUBARUの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのSUBARU株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めですが、配当推移は気になります。利益・配当が回復しているので、更に配当が戻ればかなりおいしくなる可能性もありそうです。

では詳しく見ていきます!

SUBARUの株価と財務の情報を確認

まずはSUBARUの株価指標と財務状況を確認していきます。

SUBARUの株価指標を確認

株価:2,716円

PER:6.5倍

PBR:0.89倍

時価総額:2兆891億円

注:2023年11月8日のデータ

SUBARUの配当利回りと配当性向を確認

SUBARUの年間配当金は96円予定、株価は2,716円なので年間配当利回りは約3.5%ですね。

予想配当性向は約23%です。配当利回りは高め、予想配当性向は問題ないですね。

SUBARUの財務データを確認

自己資本比率:52.7%

ROE:8.7%

ROA:4.6%

指標は割安感がありますね。自己資本比率は問題ないですね。

SUBARU(7270)とは

SUBARUはかつては富士重工株式会社という名前で、主に自動車などを製造する重工業の会社ですね。元々、SUBARUはブランド名ですね。

参照:SUBARU|Wikipedia

SUBARUの配当金について確認

SUBARUの過去10年分の配当金推移を確認

下記はSUBARUの10年分の配当金の推移グラフです。

2020年3月期に減配、2021年3月期はさらに減配で厳しい感じです。2023年3月期に回復、2024年3月期も更に回復予定ですが、長期の安定配当狙いとしては慎重にいきたいですね。

SUBARUの配当方針について

SUBARUの配当方針は「業績、投資計画、経営環境を勘案しながら、継続的かつ安定的な配当を基本としつつ、業績連動の考え方を取り入れる」としています。

配当性向は以前と比べると低くなってきたので、ここから更に復活するのを期待ですね。

参照:株主還元|株式会社SUBARU

SUBARUの配当権利日と支払い時期はいつ?

SUBARUは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

SUBARUの利益推移と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移グラフ

過去10年分のSUBARUの営業利益と純利益の推移をグラフにしてみました。

利益は2016年3月期をピークに毎年減少していますね。2022年3月期はやや持ち直す予定でしたが、持ち直せず、2023年3月期は回復、2024年3月期は更に回復予定なので、この先どうなるか確認したいですね。

SUBARUの株価チャートの動きを確認

下記はSUBARU10年間の株価の動きです。

参照:SBI証券 SUBARU株価チャートより

株価2,700円当たりは安めですが、慎重に判断したいですね。利益が回復し、配当がさらに戻ればかなり美味しくなりそうですが、慌てずに判断したいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします